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チロルくんのりんごの木」 みんなの声

チロルくんのりんごの木 作:荒井 良二
出版社:NHK出版
税込価格:\1,760
発行日:2016年09月
ISBN:9784140361245
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,921
みんなの声 総数 47
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47件見つかりました

  • まず、荒井さんの絵のタッチと山の描写に圧倒されました。自然がとても大きくて人間が小さいので自然の中でたくましく生きている人達の生活が想像できました。そして、自分たちとは別の人の日常をパッと切り取ってきて覗いてみたような絵本だな〜と思いました。
    荒井さんの勢いのある独特な色遣いの絵は見ているだけでうっとりしますが、お話の方が4歳には難しかったようです。ただ読む分には簡単な内容ですが、余白があるというのでしょうか?
    淡々と続くお話は読み手に何かを思い、感じさせる余白があるように思いました。余白の内容は読んだ人それぞれだし、余白なんて無くて、ただ文章をそのまま何も考えずに受け取ってもいいし…。
    4歳の子どもはどう感じたのかなぁ?聞いてみたいですが上手く答えられるかな?…今回はいきなり読んだだけでしたが、絵本の背景チロル地方のことやファミリーツリーのお話を前置きにして読んであげるとどんな印象を持つのかな?ちょっと思考錯誤して読んでみたい面白い絵本に出会いました。

    投稿日:2016/10/26

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  • これまでも、これからも。 受賞レビュー

    • ぽん太2号さん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子6歳、男の子3歳

    生まれたところ、育ったところ、
    そこに広がる世界すべて、自然も人々も生活も。
    それをゆったりと受け入れて、どっぷりと愛しているチロルくん。
    ずーっと続いてきたものが、ずーっと続いてゆくことの素晴らしさ、
    絶やさず乱さず、その流れの中で生きてゆく美しさが心に響きます。

    ダイナミックに、繊細に、そしてキュートに・・・!
    荒井さんだからこその色彩と言霊で紡がれていく世界は、
    心をじんわりとあたためてくれます。
    じんわりと、かつ鮮烈に。

    投稿日:2016/10/25

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  • せかいはとってもおおきい

    • うめちびさん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 女の子5歳、男の子3歳

    絵本にでてくるように、せかいはとてもおおきい
    そのおおきなせかいのなかに、ちいさなチロルくんのむら。
    かぞくの木、りんごの木があってそのまわりには、あたたかなせかいやかぞくが
    平和にくらしていて、世の中に悪いことや嫌なことがあることを忘れさせてくれます。
    とっても深くて大きなものにつつまれるような壮大さを感じました。
    りんごの木がいっぱいになったらいいなと娘も私もしみじみ感じた1冊です。

    投稿日:2016/10/26

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  • 大自然

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子19歳、女の子14歳

    雄大なアルプスの山々の情景や、チロル地方の村の暮らしが、チロルくんとエーデルちゃんを通して描かれています。
    スイスに旅行したのは遠い昔なのですが、大自然の素晴らしさに感動させられたことがよみがえって、しばらく思い出にひたってしまいました。
    ファミリーツリーは、某テーマパークのスイスファミリー・ツリーハウスとごっちゃになってしまっていたので、今回いい勉強になりました。

    投稿日:2016/10/26

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  • 行ってみたい!

    うれしいことがあるたびに、りんごの木が増えていく。
    とっても素敵なことだなぁと思いました。

    娘は、「ここ行きたい!どこにあるの?」と聞いていました。
    確かに、とっても素敵な場所ですよね。
    世界のどこかにありそうな(笑)。
    こんな場所があったら行きたいです。夢が広がります。

    投稿日:2016/10/25

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  • NHKのルポ番組を見て

    荒井良二さんがチロルのマルス村やアルムの山を訪ねたルポ番組を見ました。有名な「ハイジ」の山は、こんなところだったんだと思いながら。番組の中でも荒井さんのチロルくんのアニメが盛り込まれていましたが、あの映像を思い出しながら、あの風景が荒井さんの中でこんな世界に昇華したんだ、と思いながら、この絵本を改めて見てみると、気付くことがいろいろあります。
    中でも、チロルくんとエーデルとりんごの木の交流の中に、マルス村に生きる人々の地道で誇り高い暮らしや家族の深い愛情が投影されていたんだな、と思いました。いつまでも手元に置きたい本です。

    投稿日:2016/10/25

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  • 仕事に生活に日常に少し疲れを感じている時にこの本と出会いました。リズムのある文章にひきこまれて、夢中になり、ページをめくったことを昨日のことのように覚えています。
    主人公のチロル君。自分のいちばん好きなところ。そこには四季おりおりの景色や物語があり、そしていちばん大事な人の存在。人として生きていくうえでそして忙しさの中で見えにくくなるものを教えてもらった気がします。あたりまえに考えている日常を大事にしたいと感じる1冊でした。

    投稿日:2016/10/26

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  • 色鮮やかで躍動感のある絵が素敵

    主人公チロルからみた四季が色鮮やかで躍動感のある絵とともに描かれています。チロルたちは雄大な自然の中で動物たちと暮らし、ほのぼのとした日常をすごしています。
    当たり前にある小さな幸せたちや、家族や大切な人を想う気持ちを認識させてくれます。

    投稿日:2016/10/25

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  • チロルくんの気持ちがとっても素敵!

    スイスのチロル地方の「家族の木」があるという風習を描いたお話です。
    チロルくんの「ぼくがうまれたところが一番好き」と思えるその気持ちがとても素敵でした。
    りんごの木はチロルくんにとって家族なのですね。
    日本とはまた少し違った文化や風習を感じることのできる絵本なので,ぜひ子供にも読んであげたいなと思いました。
    春夏秋冬と四季折々のチロルくん達の日常がとても楽しそうでみんな幸せを感じながら暮らしているんだなぁと感じられ,読んでいる方も幸せな気持ちにさえなりました。
    幸せっていつものありふれた毎日にこそあるものなのかも知れませんね!!

    投稿日:2016/10/18

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  • チロル賛歌

    是非チロル地方の人々に、日本の荒井良二という絵本作家が、心を込めてチロルの美しい四季とそこで暮らす人々への憧憬を描いた絵本があることを知ってほしいなと思いました。

    荒井さんの絵と文を見ただけで、これまでテレビやら色々なものでみたことのあるチロル地方の画像が目の前に簡単に浮かんできます。ああ、さぞかし空気がきれいなんだろうな、さぞかし日々の営みを自然と共に感じて生きているんだろうなとか、実際は自分の今の生活とは全然かけ離れているものなんだけれども、手に取るように感じられる自分がいます。やっぱり心のどこかで、憧れているのかも。

    チロルとエーデルが交わした約束は、やっぱり結婚しよう! かな?

    心穏やかになる、そして1ページ1ページをゆっくり眺めたい絵本です。

    投稿日:2016/10/25

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