荒井良二さんの描く豊かで美しい自然の風景と、可愛らしいチロルくんたちの素敵な暮らしぶりが、なんとも幸せな気持ちにしてくれました。
世界は大きくて広くて、太陽の光で輝いている・・・
雄大なチロル地方の山々が、春夏秋冬の一年を通して描かれ、その美しさと豊かさに魅せられました。
そして「家族の木」。お祝いがあるごとに1本ずつリンゴの木が増えていくなんて、とっても素敵!
自分が生まれた時に植えられた木は、まさに自分と共に成長していく「ぼくの木」なのですね。
この絵本には幸せが詰まっています。
何の変哲も無い毎日の暮らしが、こんなにも愛おしい。
そして豊かで美しい自然の中で、大好きな家族と共に、日々を丁寧に暮らしていくことが、こんなに幸せなんて!
やがて、チロルくんとエーデルちゃんの二人の木も植えられるでしょう。
そして、1本また1本とリンゴの木が増えていく・・・幸せですね(^^)