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プーさんと であった日 世界でいちばん ゆうめいなクマのほんとうにあったお話」 みんなの声

プーさんと であった日 世界でいちばん ゆうめいなクマのほんとうにあったお話 文:リンジー・マティック
絵:ソフィー・ブラッコール
訳:山口 文生
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年08月
ISBN:9784566080126
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,292
みんなの声 総数 14
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  • クリストファー・ロビンが実在の人物なのは知っていましたが、くまのプーさんのお話しは、クリストファー・ロビンを喜ばせる為に作られたお話しだと思っていました。

    それが、実はプーさんも実在のクマで、しかも本当にクリストファー・ロビンと仲良しだったなんて、本当にビックリしましたし、感動しました。

    やはり、写真の力って凄いですね。
    写真が載っていることで、グッと説得力が増します。読み聞かせの際も、ぜひ写真のページもちゃんと見せてあげて欲しいです。

    小学校低学年だと、話の構成を理解するのが難しいかな・・・と思うので、読み聞かせなどで読むなら、中学年〜高学年がよいと思います。

    投稿日:2017/01/13

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  • あの名作はここから生まれた

    今日は世界で一番有名なクマの絵本のお話をしましょう。
     誰もが大好きな「くまのプーさん」の話です。
     でも、その絵本『プーさんとであった日』は、プーさんのお話というより、プーさんという物語が生まれた誕生秘話のお話です。
     絵本の順序とは少し逆となりますが、『くまのプーさん』のことを少し書きましょう。
     作者はA・A・ミルンという英国の人。1926年に発表された児童書です。
     ミルンの息子のクリストファー・ロビンが持っていたクマのぬいぐるみに着想を得て、書かれたといわれています。
     この作品の原題は「Winnie-the-Pooh」で、実は「Winnie(ウィニー)」と呼ばれていたクマが本当に当時のロンドン動物園にいました。

     そう、この絵本の描かれているクマこそ、その「ウィニー」なのです。
     絵本のはじめに戻りましょう。
     どのようにして、「ウィニー」がロンドン動物園にやってきたか。
     当時ヨーロッパでは第一次世界大戦が起こっていて、カナダからもたくさんの兵士は出兵していました。その中に、ハリーという獣医師がいました。彼は出兵の途中で一匹の子熊と出会います。
     あまりの可愛さに子熊を連れて海を渡っていきます。けれど、やはり大きくなったクマを戦地までは連れていけません。ハリーは仕方なくクマをロンドン動物園に預けていきます。
     このクマこそ、のちにクリストファー・ロビンに出会うことになる「ウィニー」なのです。

     実はこの絵本にはさらに驚くようなお話があります。
     この絵本の作者、リンジー・マティックさんはあのハリーのひ孫にあたるのです。
     絵本のおしまいには、ウィニーと遊ぶクリストファー・ロビンの写真なども収められています。

    投稿日:2024/10/27

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  • 驚きました!

    誰もが知っていると言っても過言ではない、くまのプーさん。
    このプーさんが実在するくまで、こんな物語があったことに本当に驚きました。
    わたしの知っているおとぼけなプーさんではなく、本当のプーさんは、しっかりとした賢いくまさんでした。

    投稿日:2021/04/22

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  • 巻末に写真やメモ

    コールデコット賞受賞作品ということで、興味を持ちました。
    あの有名なプーさんに、実在のモデルがいたとは、全く知りませんでした。
    戦地の中で、軍隊の人気者だったというのもまた、すごいお話です。
    巻末にある当時の写真や、メモなどが、本当にあった話なんだと理解でき、感動もひとしおです。

    投稿日:2020/12/15

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  • 実在のクマだったなんて〜。

    「クマのプーさん」のモデルになったウィニーのお話ですが、それが実在のクマだったなんて、とてもびっくりしました。
    知らなかったクマのプーさんに関する秘密を知ったような、ちょっと宝物にしたいようなお話です。
    イラストもアニメっぽさがなくて、とても素敵でした。

    投稿日:2020/01/15

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  • くまさんが、甘えてしがみついている絵がとても可愛かったので

    図書館から借りてきました。

    知らずに借りたのですが、くまのプーさんが、実在のくまさんだと

    知りました。

    表紙の絵は、ロンドン動物園で暮らすウィニーが、大好きなハリー

    と別れなければいけない場面だったの、ハリーに離れたくなくて

    悲しい別れだったのですね・・・・・・・

    興味深く読めました。

    投稿日:2019/05/26

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  • 心の安らぎ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    コールデコット賞受賞作品ということで読んでみました。

    まさか、プーさんが本当にいたなんて。
    クリストファー・ロビンが実在の人物なのは知っていましたが、
    動物園で本当に出会っていたなんて。

    しかも、そこまでの流れがびっくりです。
    写真のおかげで本当だったんだと信じることができますが、
    まさか、戦場に行くまで兵士と一緒にいたなんて。
    プーさんはきっと、兵士にとっての心の安らぎになったんでしょうね。

    投稿日:2019/01/25

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  • プーさんファンにも、そうでない人にも

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    プーさんが実在のクマだったとは!しかも、そのクマ(ウィニー)と飼い主にはとても素敵なエピソードがあります。写真もたくさん載せてくれており、写真を見ると、これが本当にプーさんかぁと感動しました。プーさんファンではないですが、おもしろく読めました。絵も、賞をとっただけあって、とても素敵でした。

    投稿日:2017/04/07

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  •  読み終わって思わずため息がでるような、何ともかとも素敵な絵本でした。

     『くまのプーさん』の ウィニー・ザ・プーの名前のきっかけになったクマが本当にいたこと。クリストファー・ロビンはそのクマ、ウィニーと一緒に遊んだことがあること。そのクマは実はカナダ生まれで縁あってイギリスにやってきたこと。ウィニーをイギリスに連れてきた獣医師ハリー・コールボーンの孫がこの絵本の作者であること。これらのすべてに ビックリしました。

     この絵本は、こぐまのウィニーとハリーとの出会い、一緒に過ごした日々、そして別れ。そして、そこから始まる ウィニーとクリストファー・ロビンとの出会いが描かれています。そして、「ウィニー・ザ・プー」という世界で一番愛された(今も愛され続けている)クマのお話が生まれたのです。

     ウィニーの物語が家族の中で語り継がれているだけでなく、こうした優れた絵本の形になって『くまのプーさん』のお話を愛する多くの人へと届けられたことが良かったな、素晴らしいなと思います。

    投稿日:2017/02/28

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  • クマのプーさんは知っていたけれど、実在していたことを初めて知りました。
    それよりも驚いたのが、プーさんがプーさんになるまでに、出会った人と時代がとてもドラマチックなことです。
    獣医さん、戦争、そして国境を越えた船旅、動物園、ハリーという人間がクマの赤ちゃんと出合わなければ、奇跡的な物語は生まれなかったのです。
    そして、裏付けるように巻末に写真集があります。
    さらに、この絵本の構成がとてもすごいと思います。
    プーさんのお話を、物語の中で子どもに聞かせているお母さんがいます。
    その構成もすごいけれど、実はこのお話を書いた当人で、その当人がハリーのひ孫にあたるなんて、なんという絵本でしょうか。
    人に紹介したいけれど、中身が濃すぎて読み聞かせ向けではないのが残念です。

    投稿日:2016/10/13

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