「パンダ なりきりたいそう」と対になっている作品です。
“なりきり”は結構低年齢のお子さんたちが見たまま真似して楽しめる作品ですが、こちらはもう少し大きいお子さん向けです。
というのは、パンダたちが体を張った組体操(自分たちの模様)で
1つの形を描いているので、
出来上がったそれを想像して理解する経験値が必要になると感じました。
描かれているのは、おにぎり、メガネ、だるま、いもむし、チューリップ、やまと、それほど想像しにくいものではありませんが、パンダたちの模様から想像していくことは低年齢のお子さんたちには、ちょっと難しそうなので、個人的には5,6歳以上のお子さんたちに読んであげたいです。
逆にこの絵本ならもっと大きい小学校高学年や中学生くらいのお子さんたちの導入や、長い絵本と絵本やブックトークなどの間に入れて、ちょっと気分を変えてもらったりするのにも使えそうです。
こちらは“ともだちたいそう”なので、はじめは2匹から、徐々に増えていって最後は6匹でエンドです。
読み聞かせにはお薦めのとても楽しい作品です。