「スコットくんとポワロくん」 みんなの声

白と黒を基調としながら、中身はとてもカラフルでオシャレな絵本でした。

ポワロくんの誕生日に、スコットくんが謎解きをしながら探し物をします。
帽子屋さんやロウソクのお店、ケーキ屋さんなど、見ているだけで楽しくなってくるお店がたくさん！

スコットくんと一緒に「答えは何だろうね？」と考えながら読んだり、「どの帽子が好き？」、「どのケーキが食べたい？」などと、お話しながら読み聞かせるのも楽しいですね（＾＾）

誕生日のプレゼントには勿論、スコットくんの服装が赤と緑のクリスマスカラーになっているので、クリスマスプレゼントにも喜ばれそうな絵本です。

スコットくんってがいこつだったんですね。はじめはえっと戸惑いましたが、友達思いでこわくない、親近感がわくがいこつでした。
ポワロくんから頼まれたものを街で探すスコットくんですが、なかなか探し出せません。
「上から見るとまる。横から見るとながしかく。毛みたいなものが１ぽん生えてる」もの。
私にもさっぱり分かりません。ポワロ君が頼んだものはすべてクイズ形式になっていて何か考えるのも楽しいです。
読み進めていくと、「あっ！これか」と分かりました。こういう形を想像して答えを考えるクイズ、なかなかなくて頭をひねりました。
頼まれたものは結局分からなかったのに、奇跡的にすべてそろえて持って行ったスコットくん、すごいです。
UFOに乗ってパーティーに来るポワロくんの友達にも驚きました。
他のおばけが出てくる絵本とはちょっと違って、カラフルでおしゃれな感じで、人間っぽさにあふれたところが大人が読んでも楽しめました。

4歳の次男に全ページ試し読みで読みました。

まず主人公がガイコツであることや、牛乳風呂に入ることなどに喜んでいました。ポワロくんの誕生パーティーに持っていくプレゼント、何が彼の希望に合うのでしょうか。次男も一生懸命考えていました。

ぴったりのものが見つからないと思いつつ、一生懸命選んだスコットでしたが・・・結末に嬉しくなりますね。

表紙がほぼモノトーンで、スコット君がガイコツなので、初めは怖いお話かと思いましたが、楽しいお話でした。モノトーンの街並みと、カラフルな店内の様子の対比は、インパクトがあります。とくにキャンドルのお店の品揃えが素敵で、可愛くてキレイだなあと、見入ってしまいました。そうしたら、ポワロ君のところで色々なキャンドルが登場していたので、うれしくなりました。

フランスで活躍の作者の絵本　
がいこつの登場から始まり　　お友達のお誕生日会に招待されてプレゼントを探しに行くのです（しゃっくりがいこつのよう）
　
３つのプレゼントも　クイズのようで　おもしろいです　
なかなか見つけられなかったのですが・・・・

町並みはフランスの町並みのようですね
カラフルな色彩がとってもかわいくて　楽しいんです

お誕生日はポアロくん　　お友達は宇宙人たちがやって来ます　　オーロラもきれいです

がいこつのスコットくんは　３つのプレゼント持って行きました
それも　ポアロくんがほしかったものばかりだったとは　おめでとう！
さすが　友達ですね

おたんじょうびパーティーでスコットくんがカメラで写しているのですが
写真見たくなります

宇宙人たちがどんなふうに撮影されているか興味ありますから

一瞬、ホラーな世界のように見えましたが、内容と絵が不思議とおしゃれで楽しめました。主人公のスコットくんがきれい好きで帽子が格好良かったです。親友のポワロくんのプレゼントを探しにお店を回るシーンがおもしろく、自分もポワロくんのプレゼントをスコットくんと探した気になれました。

ガイコツくんが主人公？！とページをひらいて思いましたが、とってもあったかい可愛いお話でした。もってきてほしいアイテムがなぞなぞになってなっていて考えるのが楽しいです。誕生日パーティーというキーワードがあるので、私はすぐに分かりましたが、息子は「えーなんだろうー」と、ずっと考えていました。
スコット君もなかなか、お手紙のなぞなぞはとけないようですが、お友だちが何をもらったら嬉しいかなぁって考えているところが素敵ですね。これをもっていったら相手がどんな反応をするかなぁと考えながら選ぶことって楽しいですよね。

５歳の息子と読みました。
とにかく、お洒落で楽しくあったかい絵本。
主人公が骸骨だというところも魅力的。
モノクロの街の絵と対照的なカラーの美しい店内の絵が印象的。
二次元的な表現と三次元的な表現が交互に出てくるのも、
視覚的に気持ちよい。
１ページ１ページ、丁寧に描き込まれています。
探し物、なぞなぞ、迷路、いろんな要素が組合わさっているので、
全然飽きません。
お洒落な絵の中に、サザエさんの波平さんみたいなマネキンがあるのが笑えます。
そして、ストーリーの根幹には友達愛があるので、あったかい。
息子は１ページ１ページ、絵の中に何かを探しながら、
見つけたものを教えてくれました。

ムサビ出身の絵本作家の作品に興味があり、子どもにかこつけて購入しました。表紙に記載されたMr.Scottoの骸骨姿に刹那主義を覚悟したのですが、そういった暗い要素はなく、ほっとしました。子どもは「スコット」と「ポワロ」の響きが好きなようです。ところどころ、大人にしかわからないシュールな小物が描かれています。今作品ではスコット君ばかりが登場するのですが、子どもはポワロ君の登場を早い段階で期待していたようで、途中からポワロコールが始まりました。ポワロ版が出たら、買うことになりそうです。

シンプルで、デザイン性のあるイラストが、大人にも喜ばれそうな絵本です。
なぞなぞのような要素も少し入っていて、
答えは何かな？と考えながら読み進める楽しみもあります。
お誕生日会の絵本ですが、黒を基調としているのが面白いです。