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天の原 ふりさけみれば 日本と中国を結んだ遣唐使・阿倍仲麻呂」 みんなの声

天の原 ふりさけみれば 日本と中国を結んだ遣唐使・阿倍仲麻呂 文・絵:すずき大和
解説:上野 誠
出版社:出版ワークス
税込価格:\1,650
発行日:2016年09月30日
ISBN:9784309920979
評価スコア 4
評価ランキング 28,742
みんなの声 総数 3
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  • ポケモントレーナーみゆきです。
    この本は、タイトルでもある「天の原ふりさけみれば」というのをどこかで聞いたことがあるような気がすると思い気になって読んでみました!

    この絵本は、「阿倍仲麻呂」という奈良時代に実在した方の一生を描いたものです。
    当時は唐(中国)の発展が進んでいました。
    そのことを知ったこと、またお父さんにこの国のためになる人になりなさいと言われたのもきっかけかで、勉学など色々励み遣唐使として唐の文化を学べる機会を手にいれるのです。

    西暦698年のお話というのは、今から約1300年ほど前のことが絵本となり子どもたちに伝わることはとても面白いなと思います。

    ちなみに、この絵本のタイトルは「百人一首」の1枚でした!


    是非読んでみてください♪

    投稿日:2020/04/19

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  • 遣唐使

    日本と中国を結んだ遣唐使・阿倍仲麻呂、と副題にあります。
    1300年ほど前の平城京時代、朝廷の役人を父に持った阿倍仲麻呂のエピソードです。
    有名な句、天の原 ふりさけみれば 春日なる 御蓋の山に いでし月かも
    の情景がよくわかります。
    また、志を持って、命がけで渡った遣唐使の様子を知ることができますね。
    結局帰国できなかったために、この句の哀愁が沁みます。
    史実ですが、優しい文章でと穏やかな絵で表現されており、
    このエピソードを理解するのにはいいかもしれませんね。
    小学生くらいから、国際交流の志を感じ取ってほしいですね。

    投稿日:2020/04/14

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  • 阿倍仲麻呂という人

    「天の原…」という歌も阿倍仲麻呂という名前も知っているのに、歴史としての彼の生きざまがすっぽり抜けている私に、彼の偉業は素晴らしくもあり哀れでもありました。
    日本を離れ、唐の国で生きた阿倍仲麻呂にとって、郷里はとても遠い場所になってしまったのですね。
    今では考えられない遣唐使の危険に満ちた長旅も実感出来ました。

    投稿日:2017/10/07

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