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おにぼう」 みんなの声

おにぼう 作:くすのき しげのり
絵:伊藤 秀男
出版社:PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2016年10月04日
ISBN:9784569785912
評価スコア 4.71
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みんなの声 総数 6
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  • この本からたくさんのことを学びました。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    村人に嫌われていたおにぼうは、大雨で村が流されそうになり、庄屋たちに助けを求められます。大岩を落として、あふれる水をとめようと、おにぼうがありったけの力をこめます。おにぼうの身の危険が及ぶことを村人達は知っていた。でも、亡くなった母鬼がおにぼうに最後に残したあの一言を、ずっと胸に留め守ってきたおにぼうの優しさを利用した人間達。大切な人間の大岩を突き落とし、振り返ったおにぼうのあの笑顔がジーンと響きました。読み終わった後、4歳の娘は、目に涙を溜めていました。そんな本に出会ったのは初めてです。

    投稿日:2021/02/07

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  • 山の中で静かに暮らしていた 母鬼とおにぼう
    ある日 人間の討った鉄砲玉にあたり母鬼は・・・・
    「人間を恨んではいけないよ 母ちゃんは 人間と仲良くしたかった らんぼうしてはいけないよ」そう言い残して死んでいきました

    その言いつけを守って おにぼうは 村の子ども達と仲良く遊んでいたのに・・・・
    人間の大人達は 鬼は 人間をとって食べると 子どもと鬼棒を引き離し・・・・
    洪水の時 おにぼうを利用したのです 
    お母さんの顔を掘った 大岩を 人間の頼みで 洪水から守るために落として おにぼうも 落ちて死んでしまうのです

    仲良しの子ども達は 大人に 「父さん達こそ 鬼だ」と抗議します!
    子どもの方が 何が正しいか 何が悪いのかを知っています

    このお話を読んで 大人のエゴを考えさせられました
    優しく 悲しいお話に涙しました

    投稿日:2021/01/24

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  • どちらが悪者に見えるか?

    お母さんを亡くした後、寂しくて、人間と仲良くなったおにぼう。
    仲良くするために、人間の子供達にとても優しく、親切にします。
    人間の子供達にもその気持ちが伝わり、仲良くします。

    けれど人間の大人がおにぼうが鬼だというだけで排除してかかり・・・

    そして自分達が困った時に、おにぼうを利用するような手段に出て・・・
    人間の方がよほど「鬼」に思える展開に、胸が苦しくなってきます。

    頭に角がある、肌の色が違うというだけで、異形のものだと決めつけることは出来ない。
    心の中の「鬼」が、読んでいる人にも見えた時、誰が本当の「鬼」なのか、考えさせられます。

    投稿日:2020/12/31

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  • 力を入れすぎない程度に紹介したい。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    まるで民話のようなお話しでした。
    くすのきしげのりさんの創作童話です。
    鬼の子「おにぼう」と、村の人間たちとの共存の道はあるのか・・・・・。
    最後まで、大人たちの考えはおごったままで残念でした。

    挿絵は伊藤秀男さん。「おこだでませんように」のベストコンビです。
    1ページ内のテキスト(文章)につかれている文字の大きさも量も、本を読みなれているお子さんなら、気軽に読めそうです。

    こういう良い作品。人の善悪を問うような道徳的な物語は、薦める大人のほうが好きです。
    子どもたちに進めるとき・読んであげるときは、どうぞ力を入れすぎずに、こんな話があるんだよ」程度の気持ちでお願いします。

    彼岸花が綺麗に咲く時期に読んでみてはいかがでしょうか。

    投稿日:2017/09/25

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  • くすのき氏作なので
    間違いはないでしょ〜
    と、読み始めたら
    涙・・・

    人間のおごり
    鬼=悪い の思い込み?

    それに対しての
    おにぼうのお母さんの偉大さ
    おかあさんのいいつけを守るおにぼう・・・
    村のこどもたちの優しさ
    考えさせられることが
    たくさんあります

    ゆりの花の使い方も素敵です
    一面のゆりの花の場面に
    涙が滲んでしまいました

    そして、最後の言葉も素敵です

    昔からあったかのような錯覚をしてしまう作品です

    年長さんでも、聞く力を持っていればOKです
    小学1・2年生の
    課題図書に推薦しま〜す!!

    大人も一緒に読んでいただきたいです

    あ・・・ブックトークにいいかも!?
    とにかく、お勧めです♪

    投稿日:2016/12/30

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  • 鬼は怖くて悪者だと誰が決めたのでしょう。
    このような作品を見ると、人間の偏見、決めつけの醜さを強く感じてしまいます。
    人に撃たれても、決して恨むなと言い残して死んだ母鬼と、じっと耐えるおにぼう。
    子どもたちは理解することが出来たのに、大人たちはおにぼうの弱味につけこんで利用しようとしました。
    子どもたちが言うように、この物語では大人たちが本当の鬼です。
    おにぼうの献身と心の強さが印象に残りました。
    このお話に出てくるユリは、オニユリですね。

    投稿日:2016/11/27

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