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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ぜつぼうの濁点」 みんなの声

ぜつぼうの濁点 作:原田 宗典
絵:柚木 沙弥郎
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2006年07月
ISBN:9784774607030
評価スコア 4.72
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  • 大人も喜ぶ絵本です!

    背表紙を見て、題にひかれて手に取った私。表紙の絵にまた興味をそそられ、一気に読んじゃいました。う〜ん参りましたの一言です。数々の言葉遊びが心地よく、感動のラストまでが、計算されて作られているなあと感心させられます。おこちゃまにはちょっと難しいかもしれませんが、小学校高学年から大人までおもわずうなってしまう一冊です。

    投稿日:2007/01/26

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  • なんか好き。

    • 千日紅さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子1歳

    タイトルに魅かれて、手にとりました。

    ハッピーエンドですが、それはどういう終わり方なのかって。
    そこに至るには、大きな「おせわ」の三文字の存在が不可欠だった、というあたり、とてもシブイ設定ではありませんか!

    「おせわ」の、濁点に向かっての第一声も、よかったです。

    投稿日:2007/01/17

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  • 「ぜつぼう」が「きぼう」にかわるまで

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子11歳、女の子5歳

    個人的に、こういう絵本は大好きですが、ちょっと好き嫌いがでるお話かも知れません。
    イラストは柚木沙弥郎さんで、この方はいろいろなジャンルで活躍されている美術大学の名誉教授だそうです。
    いや〜もう、この絵がインパクとありましたもの!

    「昔むかし…」と始まる近代絵本って、中々ないですよね?文字とストーリーのコラボレーションが、すごいです。
    「ぜつぼう」の「ぜ」の字についていた濁点が、「絶望」の宿命を気の毒に思い、自分(濁点)さえいなければ、「ぜつぼう」は「羨望」という悪くない言葉になれると、「ぜつぼう」の字の中から家出して、いろいろな字達に嫌われながら、やがて「きぼう」の「ぼ」の字にかわるまでの不思議な物語でした。
    興味のある方はぜひ読んでみてください。

    投稿日:2006/10/28

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  • 日本語だからできたお話

    • しんばるさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子12歳、男の子8歳

    ひらがなの国で、道端に濁点が置き去りにされていた。
    主もないままに・・・。
    その濁点は「ぜつぼう」にくっついていた濁点で、
    このまま「ぜつぼう」にくっついていなければ、
    主人は絶望しなくてすむと、自分を捨てるように主に申し出たと言う。

    最後はめでたしめでたしなのだけど、
    読んでいる途中では、とても切なくなりました。
    「てんてん」がとても愛しくなりました。

    絵がなかなかはっきりしていて、読み聞かせにいい!
    と思うけれども、ちょっと内容は低学年には難しい。
    高学年や大人にはぜひ手にとってほしい一冊。

    日本語(ひらがな)だからこそできたお話。
    濁点をとったりつけたりの、言葉遊びも面白いけれど、
    そこからこんなおとぎ話が生まれるなんて、
    日本語って楽しいなと思います。
    昔から語り継がれてきたおはなしとは違いますが、
    現実とはかけ離れた不思議な空間に入り込んだような気になります。

    このおはなしは、元は原田氏の
    短編集『ゆめうつつ草子』に初出されたものに
    加筆修正されたものらしいです。
    声に出して読まれることを想定してかかれたものらしいので、
    ぜひ、ゆっくりじっくり声に出して読んでみてください。

    投稿日:2006/09/23

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  • 日本語ワールドの不思議

    絶望の『ぜ』の字にくっついている濁点が、主のことを気の毒に思うあまり、主から離れたのはよいけれども、誰からも見捨てられ、『し』の沼に放り込まれて、『きほう』にくっつき希望の濁点になったというお話です。
    「ひらがな」が並んで意味を持つ言葉になって、そこに濁点が着いたり離れたりすることで別の言葉になって…
    日本語ワールドの不思議さがみごとに絵と文章で表現されています。

    投稿日:2006/09/18

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