自分だけが悲しく、辛い思いをしているわけではなく、皆が各々悲しく、辛い気持ちを持ちながら生きているんだ…ということを教えてくれる本です。
人は悲しい時や辛い時には、「どうして自分だけが…」と思いがちですが、そんな時にこの本を思い出せれば救われると思います。
地味な本ではありますが、強いメッセージを与えてくれる本です。是非、お子さんの一緒に読んでいただきたいです。
子供の時に読んで、辛い時や悲しい時にこの本を思い出す事が出来たら、その人は人生をあきらめることなく、頑張って生きていくことができるはずです。
自らの命を断つという悲しい選択をしてしまう子供、若者、そして大人が多いこの時代、是非、この本を早いうちから読んで頂きたいと思います。