最近では どこの学校でも
平和学習の時間が設けられていると思います。
この絵本は そんな授業の際
ボランティアとして学校に訪れ
戦争体験を語ってくれる
実在するおばあちゃんの体験をもとに
創られた絵本でした。
運動会で 赤組・白組に分かれ
勝敗を競う話を とっかかりにして
戦争・被爆体験へと話は続きます。
平和学習や運動会など
身近な行事が背景になっているので
子供達にも 最後まで興味を持って
しっかり聞いてもらえそうです。
自分以外の家族を
全て失ってしまったおばあちゃんの心が
まだ癒されていない現実が 私の心にも痛いです。
未来の平和のためには
やはり戦争のむごさ 原爆の恐ろしさは
語り継いで行かなければならない…と
あらためて感じたお話でした。
学校での読み聞かせに持っていきたい絵本です。