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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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いわたくんちのおばあちゃん」 みんなの声

いわたくんちのおばあちゃん 作:天野 夏美
絵:はまの ゆか
出版社:主婦の友社
税込価格:\1,650
発行日:2006年08月
ISBN:9784072533048
評価スコア 4.84
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みんなの声 総数 66
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66件見つかりました

  • 平和への願い

    今年の夏、テレビで原爆犠牲者平和祈念式典を初めて見た娘に、
    読んであげた1冊です。
    娘は、原爆という言葉も、そのときに初めて聞きました。
    そして、自分が生まれ育った国、アメリカが、日本に原爆を落としたと知って、言いようのないショックを受けていました。

    式典の後に、戦争についても、いろいろと話をしたので、
    物語の中の怖さや悲しみも、現実のこととして伝わってきたようでした。
    私も、読んでいる途中から涙になってしまいました。
    忘れてはならないこと、伝えなければならないことが、
    たくさんあります。
    それを絵本というかたちで残してくれた作者に、感謝したい気持ちで
    いっぱいです。

    投稿日:2010/08/23

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    3
  • 真実

    はまのさんの絵がとってもやさしく、空気を含んでいるので自然にお話にはいりこめました。戦争、平和についてのほんですが、それだけにおさまらず、真実の重みというか、みな生きてきた歴史がある。足跡がきちんとあって、そうしていま、ここに立っているんだというきもちになりました。私も広島出身なので、原爆の勉強は授業でよくとりあげられます。しかしほとんど知らないことばかりです。本気で向き合わないといけないとおもいました。

    投稿日:2013/11/24

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    2
  • 平和が大事と思える絵本。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    最近では どこの学校でも
    平和学習の時間が設けられていると思います。
    この絵本は そんな授業の際 
    ボランティアとして学校に訪れ
    戦争体験を語ってくれる 
    実在するおばあちゃんの体験をもとに
    創られた絵本でした。
    運動会で 赤組・白組に分かれ
    勝敗を競う話を とっかかりにして
    戦争・被爆体験へと話は続きます。
    平和学習や運動会など
    身近な行事が背景になっているので
    子供達にも 最後まで興味を持って
    しっかり聞いてもらえそうです。
    自分以外の家族を
    全て失ってしまったおばあちゃんの心が
    まだ癒されていない現実が 私の心にも痛いです。
    未来の平和のためには 
    やはり戦争のむごさ 原爆の恐ろしさは
    語り継いで行かなければならない…と
    あらためて感じたお話でした。
    学校での読み聞かせに持っていきたい絵本です。

    投稿日:2007/09/22

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    2
  • 平和を願わずには

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    テレビ放映でこの本の出版を知り、すぐに本屋へ走りました
    内容の悲惨さとは結びつかないようなはまのゆかさんの優しい絵のタッチで読み進める事ができました
    始めは集中して聞いていない子どもも
    原爆が投下されたことが耳にはいるとこちらを向きます
    高学年向きかもしれませんが読んであげるなら低学年でも大丈夫だと思います

    投稿日:2007/05/03

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    2
  • 真実の重み

    実話だそうです。

    写真が嫌いなおばあちゃん。
    その、嫌いには、理由があった・・。

    原爆が投下された広島で
    家族がみんな死に、ただひとり残されたちづ子おばあちゃん。
    原爆投下前に取った家族写真を生きてみることができたのは
    このちづ子さんだけだったという現実と
    そのために「写真をとる」ということにトラウマができてしまったことが
    重く重く感じられました。
    なくなった人たちはそれはそれは気の毒だけれど
    生き残ったことを背負い続けて生きることも
    辛い試練のようなお話でした。

    投稿日:2017/09/09

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    1
  • 戦争を伝える素晴らしい絵本

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    戦争を子どもたちに伝えるのに、本当に素晴らしい絵本でした。
    子ども達も戦争に参加していたんだということ、原爆が落ちた時の様子、残された人の気持ち…そんなに長くない絵本から、本当にたくさんのことが学べます。
    戦争を繰り返してはいけない。このことを伝えるため、子どもたちに読んであげたい絵本です。

    投稿日:2017/03/10

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    1
  • 泣きました!

    おばあちゃんの被爆体験を基にしたお話しです。

    重くなりがちのテーマですが、優しい絵と、ゆったりとした話の進行に救われます。
    ゆっくりと本題に入っていくので、子どもたちが十分話に引き込まれてから本題がきて、真に伝えたいことが届きやすいと思いました。

    戦争はしない!その強い意志が、聞いている子ども達にも、読んでいる私たちにも、みんなの心に凛と響く一冊でした。

    投稿日:2017/02/07

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    1
  • 原子爆弾

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    広島に原子爆弾が落とされたといういわたくんのおばあちゃんの体験が語られます。
    このお話は実話をもとにしたというのでより感じるものがありました。
    家族写真を撮った後に原爆が落とされ、生き残ってその家族写真を見ることができたのはいわたくんのおばあちゃん唯一人だけ…。それ以来、人といっしょに写真にうつることをしなくなったというおばあちゃん。悲しいです。
    「ぼく」も言っていましたが、おばあちゃんがみんなと幸せに写真にうつる日が来てほしいです。

    投稿日:2014/10/29

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    1
  • 大人にも子供にも!

    現実に日本であった出来事で,絶対に風化させてはならない出来事で,次世代にも引き継いで話しておかなければいけない出来事で。
    私もそうですが,戦争を知らない世代が平和を考えていく上で,とてもわかりやすく描かれた絵本だと思いました。
    泣けました。
    大人にも子供にも(小学校中学年くらいからは理解できるでしょうか)読んでほしい絵本です!
    おばあちゃんの家族写真を撮らない気持ち,すごく伝わってきました。
    切なくて悲しい内容ですが,優しい絵本でもありました。

    投稿日:2014/09/22

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  • 戦争せんけえね。

    全頁試し読みで読みました。「あの瞬間、おかあさんは、とっさに小さなわが子をその胸にかばったのでしょう。強く強く抱きしめたのでしょう。」もう涙が止まりませんでした.。「家族みんなで、写真を撮ったあの日。でも写真をみることができたのは、ちづこさんただひとりだったのです。」
    「戦争せんけんね。」いつまでもいつまでも残したい言葉です。言葉の重さを感じました。

    投稿日:2014/09/18

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