色々な人の気持ちで読むというのはとても大切なことだなぁ・・
この本をまず読み終わって抱いた感想です。
当たり前のように親しんできた桃太郎。
むかしむかしあるところに・・・このフレーズで始まるのが当たり前で、
桃から生まれて、おじいさんとおばあさんに育てられて〜、決めつけた見方でしか読んでいませんでした。
きっとほとんどの人がそうかもしれません。
でも少しだけ視点をずらすだけで、こんな風に新鮮なストーリーを楽しめるんですね。
まるで桃太郎の心の声を聴いているかのようです。
しかもこの一人称シリーズはこれからも続々と出てくるようで、期待したいところです。
読んだ後に、子どもに感想を聞いて、色々な桃太郎の声をきいてみたいなと思いました。