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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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ともだち おまじない」 みんなの声

ともだち おまじない 作:内田 麟太郎
絵:降矢 なな
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2006年11月
ISBN:9784032322200
評価スコア 4.33
評価ランキング 15,178
みんなの声 総数 62
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62件見つかりました

  • 『ともだち』シリーズの集大成!!

    『おれたち、ともだち!』シリーズの第八弾!
    今回はお話ではなく、五・七・五調のリズムにのせた
    “ともだちおまじない”集です!
    8歳と3歳の娘と一緒に読みました。

    この作品は、是非シリーズ全作品を読んだ後に読むことをオススメします。
    もちろん初めて見る方でも十分楽しめる内容だと思いますが、
    裏表紙まで見ていた方にしかよくわからないのでは?(“うきわして ただぷかぷかの かわあそび”)と思うような俳句も載っているので、
    シリーズ読破後だと十二分に楽しめるのではないかと思います。
    今までのお話の総集編というか、集大成みたいな雰囲気です。

    8歳の娘は、「あっ、このおまじない、五文字もじだ!」と喜んでいました。
    “なかよしを ふたりならべて あめがふる”
    が長女のお気に入りだそうです。
    「絵がかわいい〜♪」と嬉しそうでした。

    私のお気に入りは
    “バイバイと てをふりながら かえれない”
    です。
    誰もが経験しているシーンではないでしょうか?(^^)

    夫はサイコロ衣装のオオカミの句
    “にあうはず だから着たのに みな見ない”
    に爆笑していました。

    他にも
    “きっとくる ひとがいるから ふたそろい”
    “なんとなく にてこわそうな ゆきだるま”
    など、大人が見ても子供が見ても楽しいおまじないが沢山あります。

    どれも絵を見ているだけでも楽しいので、3歳の娘も嬉しそうにながめていました。
    ちなみに、次女は
    “あちこちに さびしがりやが もじもじと”
    のページが好きみたいです(^^)。

    「おもしろいね〜♪」なんて笑いながら見ていたら、
    “このほしで であえたことに ありがとう”。

    一気に感動してしまいました。

    そして「最後のおまじないは、きみが作ってみて」とのこと。

    そこで一句。
    “だーいすき! イライラしずめる おまじない”

    ともだちおまじない、というよりは
    いっつも喧嘩ばかりしている姉妹(うちの娘たち)と
    私がイライラした時に心を落ち着けようと唱えるおまじないなのですが、
    大人も子供も、姉妹でもお友達でも、
    “大好き!”の気持ちを思い出せば、ちょっと冷静に、
    仲良くしたい気持ちを思い出せるのでは?と、おまじないにしてみました。
    イライラした時、みんなで頑張って(?)唱えてます(^^)。

    娘たちがもっと成長して俳句を考えられる年頃になったら、
    どんなおまじないを唱えてくれるか楽しみです。

    “おまじない”って言葉もなんだか魅力的ですね(^^)♪
    とっても素敵な一冊です。

    投稿日:2012/06/24

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  • 物語ではないので。。

    7歳の息子と4歳の娘に読み聞かせました。


    我が子達は、お話が好きなので、
    今回の詩のような文体にはイマイチ
    ピンとこないようでした。

    大人目線では、いいなと思ったりしたんですが、
    子供的にはそうでもなかったみたいです。

    投稿日:2012/06/20

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  • 名言集

    このお話はうちの子にはほんの少し早かったような気がしました・・・。でも、このシリーズのお話は大人が読んでも結構面白いので、今回のお話も私は楽しめました。なるほど!!って思うのもあれば、そうか!?って個人的に思うものもあって、なんか評論家になった気分で楽しみました。

    投稿日:2012/06/19

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  • 総集編みたいな感じですね♪

    物語ではなく、【かるた】っぽい感じで、
    名言がつまっています!!

    ともだちやシリーズを読んだことがある人には
    「総集編」みたいな要素もあるので、
    より楽しめると思います♪

    子ども達が川柳(5・7・5)と出会う、
    良いきっかけにもなりますね。

    私はラストの言葉(川柳)に心をうたれました!

    投稿日:2012/06/16

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  • 575でテンポよく

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子2歳、

    さみしがり屋のおおかみが、
    友達に思いを寄せる様子が目に浮かぶようであたたかい気持ちになります。
    シリーズが大好きな息子は一風変わった今回の絵本が
    新鮮に感じたようです。
    575のリズムに乗って歌うように楽しく読めました。

    投稿日:2012/06/17

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  • 好きな絵本一緒で会話盛り上がる

    ともだちができる(ほんと?)おまじないがたくさん載っています。
    「さいごのおまじないはきみがつくってみて」というので、作って
    みました(この絵本のレビューのタイトルにしてみました。笑)。
    そう。読んでいると、ついつい五七五調でなにか話してみたくなって
    しまいますね。
    絵も、もちろん「おまじない」にぴったりの楽しい絵ばかりです。
    いろんな気持ちがついくすっと笑ってしまうような感じで描かれています。
    このシリーズを全部読んでいた方がもっともっと楽しめるのだろうなあ
    って思いながら読みました(知らない動物がいたので)。特に娘は
    「ともだちの機微」だとか「ひと場面での楽しさ」みたいなものが
    まだよくわからないのでなおさらだったようです。シリーズ全部、これ
    から読むつもりでいます♪

    私が気に入ったのは「バイバイと てをふりながら かえれない」です。
    気持ちわかるわああ。学生時代など特にそうでした。キツネとオオカミ
    さんのぶんぶんと手を振っている様子に強く頷いてしまいました。
    娘は「せいくらべ ヘビはじべたに ながながと」です。
    娘がこれを気に入ったのもわかるわあ。せいくらべが好きなのね。
    娘は。幼稚園のお友達とくらべては「自分の方が大きかった」と言って
    喜んだりしているのです(でも、今は一番前になってしまってかなり
    ショックを受けています。笑。お誕生日が学年で一番最後なので当たり前
    だと思うのだけど)。
    最後の「このほしで であえたことに ありがとう」は反則だなあ。
    そりゃあそうだよお。
    ありがとう・・そう思いながら絵本を閉じました。

    投稿日:2012/06/14

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  • シリーズ総復習

    シリーズ第8作目は、お話ではなく五・七・五のリズムにのせたおまじないが並んでいました。今までのシリーズのお話の総復習ができます。例えば「ともだちをだれよりほしいともだちや」と聞けば、1作目の『ともだちや』のことをすぐに思い出しますし、「ごめんねといえないままのあまやどり」のページでは、『ごめんねともだち』の様々なシーンが目に浮かびます。
    シリーズで登場する様々な動物たちにも会えました。おまじないと絶妙にマッチした挿絵に思わずニンマリ。シリーズを読破している子どもたちも、一ページ一ページを隅々までじっくり見て、「あ、あの時と同じお布団だ」とか「キツネがきてた洋服をオオカミが着てるよ」など、嬉しそうに話しながらページをめくっています。そのうち、本棚からシリーズの本を引っ張り出してきて、見比べたりしていました。これらの絵を見ていると、またシリーズを一から読み直したくなると思います。

    投稿日:2012/06/11

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  • 川柳で作られた絵本

    今回は、ちょっとかわった形式です。

    川柳(ほとんど俳句ではないですね)のおまじないを並べて、おおかみくんときつねくんの四季をつづった絵本です。絵を見て、この季節はこんな遊びしてたんだな〜と思うのも良し、川柳の出来を楽しむも良し。

    ただ、川柳を並べてストーリーになっているともっと良かったと思いました。あまり全体を通して川柳が続いているわけではないので。ちなみに、季語が入ったのも少しありました。

    個人的には
    「はながらの さらにかえたい カッパのめ」
    が気に入りました。4歳の娘は絵だけで楽しんでいました。

    投稿日:2012/06/03

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  • お話じゃないんですね

    今までの「ともだちや」シリーズとは違って、全てが俳句になっています。おまじないをするオオカミと
    キツネのお話だと思って借りたので、ちょっと拍子抜け・・・。

    でも、4歳の長女はそれなりに楽しんでいました。俳句というより絵が面白かったみたいです。
    親子でお気に入りなのは、広いベッドの隅に丸まって寝る蛇さんです。是非読んでみてください。

    投稿日:2012/03/22

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  • なるほど

    大人の世界でもなるほどと考え参考になるような
    詩が掲載されています。
    短い俳句に納められた深い意味を子供はすぐに
    理解できないかもしれませんが、挿絵とこれまで読んだ
    ストーリーからなるほどと思ってくれると思います。

    投稿日:2011/08/11

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