「ひとつずつ」 みんなの声

１歳になったばかりの息子と読みました。
息子はバナナが大好きな長新太さんが描くおさるさんやゾウさん、そしてバナナに釘付け。指をさして手をたたいて喜んでいました。味のあるタッチで、色鮮やかでとても素敵な絵です。
おさるさん同士でひとつずつと約束したはずのバナナが１本足りない‥困っていたらゾウさんに食べられちゃいました。でも最後には嬉しい結果が待っていましたね。
ひとつずつね！とか、半分こ！とか息子に声をかけますが、まだ理解していない様子。この絵本を読みながら、一緒にお勉強できそうですね。

１房のバナナを３匹でわけあうおさるさんたち。
でも、最後に２本残ってしまい、３匹で分け合うことができません。
すると、ぞうさんがきて、残りの２本をわしわし食べてしまいます。
おさるさんたちの受けたショックと怒りがぞうさんに向かっていきますが・・・上を見上げると万事解決でした。
良かった良かったｗ
小さい子って、頭上の景色が視界に入らないことがあるので、自分の子どもと重ねて見えて面白かったです＾＾

とっても分かりやすく「ひとつずつ」ということが書かれている絵本だなって思いました。みんなが同じように分けると良い場合とそうしなくても良い場合が分かりやすく表現されていて小さな子供にもわかりやすくて良いなって思いました。

本当に有るものの数が少ない場合にあ一人にひとつずつしかダメかもしれないのですが、たくさんある場合には遠慮なんてしなくても良いんだよ、と言っているような感じで、子供には分かりやすくて良いかもと思いました。

本当によく考えられているし、誰か一人が足りなかった場合に誰かが悲しむ事になるという場面も有って平等に分けることの大切さもこの本を通じて小さな子供が学べる素敵な本だと思いました。

入園祝いとかちょっとしたプレゼントにも喜んでもらえると思いました。オススメです。

3匹のさるが、2本のバナナを一つずつ食べたら…1個足りない！
「みんなで半分こしたらいい！」と案を出す息子に、それいい考え！といいながら先に進むと、まさかの展開でした。
絶対、みんなで分け合うっていう流れだと思ったのにな〜。

長新太さんの絵本は、なんだかほっとするなって感じがします。
どうしてなのでしょう。
のんびりとした展開、ゆったりとした絵。
パラパラと何回か見て、やっぱり色の感じかしらと思いました。
大抵、オレンジやピンクなどが、あったかいなと思える絵本が多いのですが、この絵本でも、絵の感じや色合いで、ずいぶん気持ちがほぐれるのを感じました。
ゾウさんの上のバナナが大量になっている木は圧巻ですね。
今泣いたおさるがもう笑った。

三びきのお猿さんがバナナを見つけて、ひとりひとつづつと言いながらきちんと一本づつ食べます。
すると、そのバナナのふさにはバナナが五本ついていたので、残りの二本を二匹がさっさと食べ始めます。
二本めがもらえなかったお猿さんがえーんと泣くと象さんがやってきて、オレが食べてやるよと言って二本のバナナをお猿さんからうばってしまいます。

さぁ、ここからお話はどうなるのか。。。そこは読んでのお楽しみですが、あれれこれでよかったのかしらと少し考えてしまいますた。

でも、みんな仲良く終了まで衝突することなく平和に解決しているのでよしとしましょう。

お腹をこわさなきゃいいんだけど。

　長新太さんらしい、大胆な色合いでおおらかに描かれた絵、どこかユーモラスで楽しいですね。
　たんたんとお話は進むのですが、なんだか笑えてきます。

　ゾウとさるたちが、たくさんのバナナがついている木を、みあげている表情がいいですね。バナナ食べ放題の、さるたち、うれしそう、、、。

　５０年まえの作品ですが、今読んでも、たのしくほっこりできる絵本でした

３びきのおさるさんが５本のバナナを見つけます。まずは一本ずつ食べて、残りの２本は・・・ゾウさんに食べられちゃいます。おさるさんたちは怒りますが、でも、その後・・・。最後はみんなニコニコ！

長さんの絵が味わい深くて素敵です。色使いも鮮やかで、赤ちゃんが好みそうです。

ひとつづつがまだ上手に出来ない１歳の息子に読んであげたいなと思いました。

絵がとってもかわいいし、それでいて迫力もあるんですよね、それがすばらしいとおもいます。ひとつずつっていうセリフが面白い。ぞうさんが食べてしまうのも面白い。だって普通なら半分こにしよう、ってことになりそうなのに、食べちゃう！いいな。。上を見ればびっくりですね。こんなに食べられるかな。

全頁試し読みで読みました。約束どおりに、こざる３匹は、バナナを１本ずつ食べて、残りが１本足りない時に、ぞうさんに食べられて、バナナも沢山あって結果的にはよかったかもしれないですが、私は、２本のバナナを３匹で分ける発想がほしかったと思いました。沢山のバナナがあったのだから、「もう、１本ずつ食べる」ことは、なくなったわけでも、納得がいかなかったのは、私だけなのでしょうか？孫たちに読む時には、どうしたらよかったのか聞いてみたいと思いました。たくさんのバナナが美味しそうなので、バナナが食べたくなりました。（笑）