株式会社こずえから出版されている広野多珂子さんの初期の作品で、たぶん「ちいさな」シリーズです。(他にもいくつか同じようなタイトルの作品がありました)
この本の主人公は1歳数か月くらいの男のあかちゃん“ゆうちゃん”です。
「あし」がテーマなので、ゆうちゃんは一生懸命ハイハイして、お母さんの所へ行くんですよ〜。そのひとコマひとコマの動きがよかったです。
ところで、この作品は1980年出版ですから、まだまだ昭和の時代にでたものです。
なので、なによりインパクトが強かったのは“ゆうちゃん”のおかあさんの髪型!でした。
それこそ、私の記憶では当時の子持ちのおかあさんで短い髪の人は、みんなこんな感じの女性パンチパーマみたいな髪型をしてました。
懐かしくて笑えました。
もちろん、絵本の内容自体もとっても素敵です。小さなお子さんたちのいるお父さん・お母さんにはぜひ、お子さんに読んであげてほしいなと、思います。