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うし」 みんなの声

うし 詩:内田 麟太郎
絵:高畠 純
出版社:アリス館 アリス館の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2017年07月25日
ISBN:9784752008002
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,370
みんなの声 総数 24
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  • もうたまりません

    なんとも単純で、パワフルな詩です。
    その詩に高畠純さんが絵を加えたので、たまらない絵本になりました。
    子どもたちでも、ここまで飾り気なく物事をとらえるのは、かえって難しいのではないでしょうか。
    やっぱり唸ってしまいますね。
    もぉう!!!

    投稿日:2017/09/11

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    2
  • うしがうしろを振り返るとうしがいて…
    そのうしのうしろにはまたうしがいて…

    とにかくどのページを開いても、うし。
    途中からはもう、うしうしうしうしうしうし…!

    絵も、文章も、とても淡々としているのですが、その淡々から放たれる衝撃の大きいこと。



    はじめの方の繰り返しの表現も、4歳の息子にはとっても心地よかったようで、「うしのうしろにいるうし」が登場するたび、「おんなじ!」と言って喜んでいました。
    (「ふふふ・・・絵の構図はおんなじでも、実はちがううしなのだよ。」と大人は心の中でニヤリ)

    その分、うしたち(いや、「うしども」ですね)が引きの構図で現れた時は、大人以上に衝撃が走ったようでした。

    2回目以降は、「もうしってるよ」と言わんばかりの表情で聞いていましたが。
    何度もこの衝撃に出会いたくなるのか、よくリクエストされる本の一つです。


    ゆったりした呼吸、驚きの呼吸。
    不思議と、こどもと息を合わせて読める絵本です。

    投稿日:2018/03/22

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    1
  • 感想はぜひ、対談を読んでから。

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    この感想を書く前に、金垣さんと作者のお二人の対談も読みました。
    絵本を読んだだけではわからない制作秘話((笑)?)などもいろいろ知ることが出来て楽しかったです。
    「うし」の感想を書く方はまず、この対談を読まれることをお薦めします。

    で、本編の「うし」ですが、表紙を見た時からインパクトありました。
    この高畠純さんならではのとぼけた顔がいいです。
    めくっても牛、めくっても牛、牛しかいない絵本です。

    もともとが内田麟太郎さんの「詩」なので、この繰り返しのリズムがたまらなく面白いです。

    対談を読んで驚いたのですが、たくさん牛が描かれているシーン、高畠純さんはすべて手書きで、1体1体違う牛を描かれているそうです。
    確かに、もう一度見直してみると、1体1体模様が違います。
    プロの技、すご〜っ!
    しかもこのたくさんいる牛の模様の中には、内田麟太郎さんと高畠純さんのイニシャル模様の牛がいるそうです!
    さぁ、探してみてくださいね。

    最近、読み聞かせの導入に「詩」の絵本をよく使います。
    こうすることで、子どもたちの聞く「耳」が大きくこちらを向いてくれるような気がします。

    この「うし」もこれからフル活用させていただこうと考えています。

    投稿日:2017/11/27

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    1
  • 言葉+絵=迫力!!

    内田さんと高畠純 さんのコンビ
    これは、絶対間違いないはず!
    気になって
    図書館にリクエスト

    えっ?
    「うし」と「うしろ」のだじゃれ?
    つながり言葉あそび?

    いえいえ
    違うんです
    これが、すごい!!

    後ろに、牛がいるんですけど
    それが
    どんどん・・・

    牛1頭ずつ、柄が違いますよ

    うわぁ〜〜〜!!

    すご〜い!!

    おかしい!!!

    迫力、ど迫力!!

    おもしろいです
    高畠さんの絵が、飛び出してきそうです

    オチにも なるほど!!
    ナンセンスでも
    とてもわかりやすいです

    声を出して読む時は
    練習が必要かも(笑
    つっかえないで
    読んだら
    子どもたちに、尊敬される!?かも(笑

    これは、文と絵のコラボのすばらしさかと

    投稿日:2017/09/02

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    1
  • うしだらけ。

    牛がこんなに続くなんて・・うしうし・・・・・だけどその表情とかがとても楽しめて子供たちと思い切り楽しめそうな1冊です。この漢字がとっても癖になりそうで、1度読むとうし・・・、がずっと頭に出てきそうですね。楽しくてなんだか新鮮な1冊です。

    投稿日:2023/07/13

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  • これはあまりにも面白い本です

    この本を読ませて頂いて、とても感動しました。これはあまりにも面白い本だからです。私はうしが大好きですが、この本はひじょうにインパクトがあり、決して忘れることができません。私はこんなナンセンス絵本が大好きです。最高です!

    投稿日:2022/07/01

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    0
  • 大人にもおすすめ

    • ミュさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子2歳

    うしろのうし、と語呂の良い言葉が繰り返されてノってくれると真似をして楽しんでくれるのですが、最初は混乱し何かよくわかっていないようでした。
    絵もかわいいと言うよりはリアル?シュール?な雰囲気で、最後のオチといい、むしろ大人にとってほくそ笑む事ができる本なのではないかなと思います。

    投稿日:2021/02/02

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  • ほんとにもう(笑)

    牛がうしろをふりむいた…

    どんなお話がはじまるのかなと思ったら
    牛がどんどん増えてつながって
    しまいにギュウギュウになる展開。
    繰り返しが続き
    言葉のリズムが絶妙で
    最後の落ちが
    子供にも大人にもウケそうです。
    詩をもとに作られたようですが
    ちょっとユーモラスな表情の絵と
    ピッタリです。

    投稿日:2021/01/03

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  • 丑年には是非!

    来年は丑年ということで、気になっていました。
    牛の後ろに牛がいて、そのまた後ろにも。
    え?なにこれ?でも、なんか面白い。
    しかも、読み聞かせがなかなか難しい。
    そのうしろのうしろのうしろのうしもうしろをふりかえった、とか、噛みそうになります笑。
    そして、突然訪れるオチ!だから、牛なのか!
    脱力感のあるゆるい絵が更に面白くしていますね。

    投稿日:2020/12/30

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  • 目も耳もフル回転

    表紙絵から、面白みのオーラを感じます。
    しかもこのアングル。
    表情といい、絶妙です。
    内田麟太郎さんの詩に、高畠純さんの絵が伴走します。
    牛が後ろを振り返ったら、牛がいた。
    そしてその後ろも、延々と。
    牛がたくさん描かれたページは圧巻です。
    まるで、ゲシュタルト崩壊。
    インタビューによると、この絵には、作者のイニシャルが潜んでいるとか。
    そんな遊び心も、高畠純さんならでは。
    そして、究極のオチは、お見事です。
    いえ、牛だからこそ。
    幼稚園児くらいから、目も耳もフル回転で楽しんでほしいです。

    投稿日:2020/12/09

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