ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト

のら犬 ボン」 みんなの声

のら犬 ボン 作:たじまゆきひこ
出版社:くもん出版
税込価格:\1,760
発行日:2017年09月
ISBN:9784774327044
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,880
みんなの声 総数 6
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

6件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 健気な犬のボンと、そのボンを嘘をついて捨てたお父さん。
    ボンの苦労を知っているのは読者だけです。
    ペットを捨ててしまうのは、家族を捨てること。
    ボンと再会できたのは奇跡です。
    捨てられ、死ぬほどの体験をした犬のボンが、ひたすらにとしおの家族にしっぽを振ることに感動がありますが、お父さんはやっぱり悪いと思います。
    東京で失敗した理由も、そんなところかもしれませんね。

    投稿日:2017/11/25

    参考になりました
    感謝
    1
  • 犬のボンは野良犬でした   としおくんが拾ってきて 家で飼われます

    そんな幸せもつかぬまでした
    お父さんの仕事で東京へ引っ越しが決まると   マンションでは犬は飼えないのでお父さんは ボンを島に捨てに行くのです「友達に預ける」とうそをついてね・・・・

    取り残されたボンの悲しさ  この島には 犬を捨てに来る人が何人もいるそうです
    捨て犬の気持ちがわかりますか?
    自分たちで餌を求めて生きていかなくてはならないのです
    そんな三匹の犬は 人間に追っかけられて 逃げ出すとき ボンは車にはねられ 足を怪我するのです 
    そんな 捨て犬を保護する 動物あいごセンターに連れていかれて・・・・
     捨て犬の 悲しみに涙が出ました
    人間の都合で 捨てられた 犬や ネコたち
                   
    この悲しみは 人間にとっても 同じなのです  
    この本を読んで 昔 年寄りを 捨てていた時代のことを思いました 
    姥捨て山 日本だけでなく 他の国でもあったのです

    こんな悲しいことがおこらないように 命あるものを 大切にする心を持っていたいと思いました

    田島征彦さんの実話から作られた絵本だと あとがきで知りました
    愛護センターの 杉原さんのお話をかみしめながら、読ませていただきました
    皆さんに是非読んでほしい絵本です 

    投稿日:2017/11/05

    参考になりました
    感謝
    1
  • 捨てるなら飼わないで

    東京転勤で、ペットの犬のボンを飼えなくなったお父さんは子どもに、「友だちに預ける」とウソをついて、離れた町に行って捨ててしまった。それからボンがどんな運命をたどるか…。ペットの犬たちは人間に命を預けてくれている。ペットを飼うということは、その命をまるごと預けてもらうこと。捨てられる犬がいなくなってほしい。

    投稿日:2021/09/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 青空クラブの人の言葉に感動しました

    としおが可愛がっているボンを嘘までついて、島まで捨てに行っ

    たお父さんに、青空クラブの人の言葉・犬への愛情に涙が

    出てしまいました。

    「その子は、つれていっては なりません」

    青空クラブの人の鋭い声がしました。

    「えっ・・・・・・・、うちの 犬ですよ。」

    とうさんが、ボンの背中をなでながら 言った。

    「あなたは、すてたのでしょう、その子を、

    手術が 1日 おくれたら 助からなかったのですよ」

    青空クラブの人は、

    目にいっぱい涙をためていた。

    野良犬に深い愛情を持って接しているのに、野良犬を思いやる

    言葉に感動した私でした。

    投稿日:2019/05/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • 動物愛護センターの存在

    田島征彦さんが、淡路島の野良犬や動物愛護センターのことを取材して描いた作品だそうですね。
    野太い絵が重厚です。
    としおが拾ってきた子犬は、家族に迎えられ、幸せに飼われていたのですが、
    とうさんが東京転勤となり、家族全員で引越しすることに。
    ボンと名付けられた犬は、とうさんが預けると嘘をついて捨てられてしまうのですね。
    ボンは野良犬と一緒に過ごしますが、交通事故にあい、大けがしたうえ、
    動物愛護センターに引き取られます。
    ボンの数奇な運命が切ないです。
    後半、戻って来た家族との再会も、いろいろと考えさせられます。
    野良犬の現状、動物愛護センターの職員の思い、動物を飼うことについて、
    深く考えさせてくれます。
    小学生くらいからでしょうか。

    投稿日:2017/10/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 気軽に生き物を捨てないでほしいです。

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    この絵本の巻末についている「作者の言葉」を読んで、初めて、作者が犬好きだと知りました。(今まで犬の出てくる絵本を見たことがなかったので…)

    主人公の犬・「ボン」が捨てられてから、別の2匹の捨て犬たちと行動を共にしているシーンが描かれていましたが、ここは想像ではなく、実際にそういう犬たちがいたそうです。
    同じ捨て犬のみで足の悪い犬を助けて生きていくのは、想像をするよりはるかに大変なことだと思いました。

    私は動物が好きで、子どものころからうっかり拾ってきてしまうところはありましたが、捨てたことはないので、残念ながら生き物を「捨てる」人の気持ちがよくわかりません。
    この物語のとしおのお父さんは最後には反省したようですが、
    大人として、やっていいことと悪いことくらい、もう少し考えてから行動してほしいです。

    こうした作品に触れることで、将来、気軽に生き物を捨てる人(大人になった子どもたち)がいなくなってくれるといいなと思いました。

    投稿日:2018/01/31

    参考になりました
    感謝
    0

6件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?


2025年 今、読んでほしい!この絵本・児童書14選 レビューコンテスト

みんなの声(6人)

絵本の評価(4.57)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット