「しずかに あみもの させとくれー！」 みんなの声

気になるタイトルとユーモラスなイラストにひかれ、手に取りました。
大家族がうるさくて、ゆっくり編み物ができないおばあさん。家を出て、しずかに編み物できる場所を探します。
テンポの良い展開で、あれよあれよという間に、とんでもないところまで連れて行かれてしまった感じ。
でもラストはほっこりで、思わずこちらも笑顔になってしまいました。

Instagramで紹介されている方がいて、６歳娘が絶対好きそう！と思って図書館で拝借しました。本棚に見つけたとき、おそらく自分でも読んだようですが、私が本を読める時間になると真っ先に持ってきて、しずかにあみものさせとくれーと叫んでいました。それにしても、おばあちゃん、たくさんのお孫さんに囲まれて幸せですね。

身近に小さな子どもが１人いたとしても、編み物をするのはけっこう大変です。
編み針は危ないし、編み目を数えるのも気が散ると出来ないし。
それが孫30人だったらどんなことになるのやら…。
おばあさんは一応ゆっくりお茶を飲んでいますが、私だったらお茶も飲んでいられないだろうな。
でも「おばあちゃん、おかえりー！」と言ってくれる孫たちがいるのは、本当に幸せですよね。

面白かったです！！
家の中に子供たちがたくさんいるとしたいこともゆっくりできない。邪魔をされて作業も進まない。気持ちすっごくわかります。
おばあちゃん旅にでちゃいました。笑
森へ行き、山へ行き、月へ行き、宇宙へ行き、そこでは編物もすこぶる進みセーターもたくさん完成しました。
でもおばあちゃん一人ぼっちで寂しくなりました。
宇宙の穴をくぐって家にすぽっと帰ってきました。可愛い孫たちにできたセーターをあげて喜んでもらっていました。
一人っきりは寂しいけれど私もこそっと一人になれる場所が欲しいなと思う今日この頃です。

30人も孫に囲まれて生活するおばあさんは、幸せ者だと

思いました。30人分のセーターを編みたかったから、邪魔されな

い場所に移動します。

　　　　　「しずかに

　　　　　　　　あみもの
　　　　　　
　　　　　　させとくれー！」

　と、言うおばあさんの気持ちもわからないわけでは、ないですが

「おばあちゃん、おかえりー！」

コールは、やっぱり最高の笑顔になりますね♪

おばあさんが叫んでいる表紙の絵を見て、面白そう！と思い借りてみました。

とっても面白い！沢山の孫に囲まれて静かに編み物のできないおばあさん。そんなおばあさんがお家を出て、静かに編み物のできる場所を探すんです。予想以上にいろんなところに行くおばあさんにびっくり！

最後に静かなとこで編み物のできたおばあさんですが、やっぱり寂しかったかな。

小さな家に　すんでいます。ひとりで・・・・・
こんな書き出しで　　　　いいえ　たくさんの　家族に囲まれています
なんとまあ　かわいいまごがいっぱいいる
こどもは　元気だから　おばあちゃんが編み物したくても　じゃまされるんです　
かわいい子どもたちが　おばあちゃんの毛糸で　遊んでいるところ笑えますね
こんなことやりそうですからね　子どもって
「しずかに　あみもの　させとくれー！」
家でしたのです　　ここからの展開は　ユニークです
なかなかのしっかりもののおばあちゃん　　　　月から　宇宙へ　こんなおもしろい展開　　発想が　おおらかですね
宇宙のあなとは？　暗いくらい中で　ニコニコしながら　せっせと編み物
３０枚の小さなセーターとは・・・・・　　
ひとりぼっちが淋しくなるのも　わかりますよね　　　
いつも　にぎやかな中で孫に囲まれていたのですものね
「おばあちゃんおかえりー！」　　孫たちのえがおに　優しい顔のおばあちゃん
なんてしあわせなおばあちゃんでしょう　　
裏表紙の絵　笑えます！

おばあさんは編み物好き。
もうすぐ冬がやってくるので、編んでおきたいものがあります。
でも、おばあさんには、たくさん孫がいたのです。
指で数えてみたら、ちっちゃいのが３０人。ふ〜ん、これはのんびりできないなあ。おばあさんは、不機嫌そうな顔です。
そして、静かに過ごせるところで、編み物をするために、出てゆきました。
おばあさんは、クマやヤギやそれから？？みんなに編み物の邪魔をされたのですが、、。
結末は、おばあさんもにこにこになっていました。

まごたちに邪魔されて、なかなか編み物がはかどらないおばあさんです。
毛糸だまって、いろいろに遊べるおもちゃのようなものなのですね。
編んでいたのは何かというと…。
何となく想像できましたが、ハッピーエンドで良かったですが、そこにたどり着くまでのおばあさんの冒険も、奇想天外で楽しめました。

このおばあさんの悩みは何とまあ贅沢な悩みであろうか。しかしこのおばあさん、家を出てから森から山へ、月へ宇宙へとどんだけ健脚やねんと突っ込みながら読みました。静かに何かが出来ない事はそれはそれで幸せなのかもしれない、と私自身に言い聞かせました。