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ぬすまれた月」 みんなの声

ぬすまれた月 著:和田 誠
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,640
発行日:2017年10月31日
ISBN:9784265062102
評価スコア 4
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  • 2019年10月に亡くなったイラストレーターの和田誠さんのたくさんの仕事の一つに
     「絵本」があります。
     絵本での大切なこととして、
     「まず絵がいいこと。上手じゃなくてもいいから、魅力的な絵。
     面白い流れがあること。物語であっても、感覚的なものであっても、
     あとは展開させるデザイン」と話しています。
     『ぬすまれた月』は、そんな和田さんが初めて手がけた自作絵本です。
     1963年のこと。

     その時のことを和田さんは後年こう語っています。
     「画家がお話も作るというのが条件でした。ぼくはまだ駆け出しのイラストレーター。
     作と絵の両方をやるのは初めてで自信もなく(中略)ドキドキしながら参加した」と。
     本人はそう言いますが、そんなことはありません。
     この絵本はとてもうまく出来ていて、
     和田さんの言葉を借りるなら「展開させるデザイン」がずば抜けています。

     柱になるのが、空から月をとってきたお話。
     そんな大事な月がある時盗まれて、さまざまな人の手にわたります。
     ご存じのように月は時々で姿かたちを変えるので、
     そのあたりが物語を面白くさせています。
     こんな物語の前後に、月のかたちであったり変化がどのように起こるのかを
     巧みなイラストで説明していきます。
     そのバランスがとてもいい。

     最初の刊行以来、何度かリニューアルされながら読み継がれているのも、
     絵本としても魅力があるからです。
     そう考えると、和田さんにとって「絵本」はとっても大切な仕事だったに違いありません。

    投稿日:2024/04/14

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  • 夢があります

    タイトルどおり

    月が盗まれます。

    一度じゃないです・・・

    何度も何度もです・・・

    月の満ち欠けが

    お話のテイストを変えていって

    おもしろいです。

    夢がありますが、

    とっても不思議なお話です。

    デビュー時代の絵本だそうです

    投稿日:2021/05/11

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