私の周りでベスコフを絶賛する人は多いのですが、我が家では、私も含めて、いいお話だとは思っても、いい!と抱きしめるような本はありませんでした。
でも、この本は、サイズとか絵や字の配置に惹かれて、手に取りました。そして、良かったのです!
内容はとても他愛もないものなのですが、“ちいさな ちいさな”という繰り返しや、マザーグースのような味わいがとても心地良く、なんだか嬉しくなるようなお話でした。
次男は、最近『ちっこい ちっこい』というお話を読み、“ちっこい ちっこい”の繰り返しが強烈に印象に残っていたので、「『ちっこい ちっこい』と似てるね」と寄ってきました。
耳から入るのも楽しく、目で見ても楽しい、穏やかな昔話のようなかわいらしい絵本です。