「ねこすけくん」と「うさちゃん」の漫才みたいなやり取りがとっても可愛いお話です。言葉や絵も大変分かりやすくて、小さい子どもたちにもしっかり「眠育」の大切さが伝わります。もちろん、読み聞かせる大人にも!
それだけでなく、心配してくれる友達、何でも話せる友達の大切さもほんわかと伝わってきます。うさちゃんのような友達が一人もいなければ、ねこすけくんは、登園できなくなっていたことでしょう。
先輩ママからのアドバイスで、私の息子たちは9時に必ず布団に入れて絵本を読み聞かせていました。子どもたちの成長に大切なことは、「寝る子は育つ」のように、子育ての先輩から受け継がれてきたのですね。
そういう文化が薄れつつある今、親子一緒に楽しく学べる絵本が欲しいと思っていましたが「ねこすけくんなんじにねたん?」は、まさにそのものズバリです。
これからも「にこにこえん」のみんなが次々と主役になって、子育ての不安を解消する「にこにこシリーズ」になるといいなと、勝手に夢をふくらませています。