「だるまちゃんとてんぐちゃん」 みんなの声

私が小さい頃読んだ絵本です。
書店でみかけて懐かしさで手に取ってみたら、息子も喜びそうだったので購入しました。

だるまちゃんはお友達のてんぐちゃんの持っているものと同じものがほしくなります。
そのたびに、おとうさんのだるまどんはおうちにあるもので代用させます。
うちわ、ぼうし、げた。
そして長い鼻まで。
最後におそろいになったふたりはご機嫌で遊びます。

お友達の持っているものが欲しくなったりうらやましくなったりすることってよくあると思います。
それをだるまどん（だるまちゃんのおとうさん）は上手に
おうちにあるもので補います。
そして、だるまちゃんも喜んでそれを持って出かけます。
今はなんでも買える時代ですが、こんな風にいろいろ工夫して
子供と遊んだり楽しむことが出来たら素敵だと思いました。

息子はだるまとてんぐをよく理解していなかったのですが
この絵本で親近感を持ったようです。

出産祝いに、友人からいただいた絵本です。

最初、まだ難しいかなと思ったので、３歳前後になって、初めて読んであげました。

シンプルなお話ですが大人が読んでも、すごく奥が深いと思います。

子どもに読みながら、自分が楽しんでいる感じです。イラストもすみずみまでよく見ると、次に出てくるものにつながっているので面白いです。

子どもに一番うけたのは「ごめんごめん。これはおおまちがいのとんちんかん」というセリフです。大笑いします。

まだ、シリーズがあるので、ぜひそちらも親子で楽しみたいです。

旦那が以前「だるまちゃんとてんぐちゃんをよく読んでいた」と、口にしていたのを思い出して購入してみました。
1歳の息子に読んであげようとしましたが、1ページ中の文字が多く、なかなか文章を読み終わるまで待てずに話の途中で飽きてしまいました・・・。
しかし、旦那が帰宅し「懐かしい〜。これこれ！！」と読み始めたのを見た息子は、自分から旦那の膝に腰を下ろしてキラキラ目を輝かせていました。
お父さんの好きな本だから自分も好き！！ってことなのでしょうか。
この本を読んであげるのはいつもお父さんの役目です。
「また〜！？」と言いながら、それでも嬉しそうな旦那の顔を見て、購入してよかったな〜、と思いました。

だるまちゃんとてんぐちゃんのお話です。

てんぐちゃんの持っているうちわが欲しくなってしまっただるまちゃんが、だるまどんに頼みに行きます。

だるまちゃんのために、色々と出してくれるだるまどんの優しさが伝わってきていいなぁと思いました。
それにしても、色んな物が出てくるので、ページの隅から隅までじっくりと見て楽しむことの出来る絵本です。

最後のページで捕まえたスズメとトンボをちゃんと逃がしてあげた所まで描かれているので好きです。
なんだか心温まるオススメの一冊です☆

なかよしのてんぐちゃんの持っているものが、なんでも羨ましくなってしまうだるまちゃん。

「てんぐちゃんのようなうちわが　ほしいよう」
「てんぐちゃんのような　はきものが　ほしいよう」

おとうさんのだるまどんに　なんでもおねだり。
すると、だるまどんは　試行錯誤して　似たようなものを作ってあげます。

お話をそのまま読んでも　もちろん面白いですけど、ダルマどんが思案する時に並べる様々な物を、子供と「これはなに？」と名前を言いながら読んでみるのも楽しいですね。
小さな子供さんにはぴったりです。

お友達の持っているものって・・・
子どもにとってすっごく魅力的なんですよね〜。

その子どもの姿を、「だるまちゃん」に重ねて描いている作品です。
一見、「だるま」って子どもにとってあまり馴染みのないものだと思うんですが、
その「だるまちゃん」の存在はとってもかわいらしく描いているので、
ストーリーと合わせて、より子どもたちは親しみを持ちやすいのではないかと思います。

だるまどんが探してくれるものに納得いかないだるまちゃんの側には、
必ずヒントがあるのも面白いです。
だるまちゃんが何を使うのか、お子さんと考えながら読むのも面白いのではないでしょうか！

また、何でも新しい物を買うのではなくある物で代用して、
物を大切にすることを訴えかけている作品でもあります。
４０年前に発行された絵本ですが、
今の大人にも、子どもたちにも是非読んでもらいたい作品です。

　私が小さいときにとても大好きだった絵本です。てんぐちゃんの持っているものがうらやましくて、家族におねだりするだるまちゃん。家族は、たくさんのものを出してきてくれます。でも、その中には思うようなものがありません。そのうち、だるまちゃんは、天狗ちゃんが持っているものに似たようなものを工夫して探します。選んだものが、なんだか「似てるよ！」ってほほえましくて、大好きです。
　小さいときは、人が持っているものがうらやましくてほしくなる気持ちが誰にでもありますよね。でも、それをすぐに買い与えるのでなく、こんな風に工夫することを家族で楽しめたらいいな、と思った一冊でした。

弟から娘に誕生日プレゼントに頂きました。
けれど、最初の表紙の絵の印象からまったく読もうとしませんでした。ちょうど、私が2人目の妊娠で入院をしていたのもありましたが。
退院して、読んであげたらだるまちゃんがてんぐちゃんの真似をして、家にあるもので代用して満足していくのですが、家にあるものをずらーっと並べると、何度か読むうちに子供が「これー」と言って、だるまちゃんが選んだものを見つけるのです。
私が好きなところは、だるまちゃんがまったく同じではないけど家にあるもので代用して満足するところがとっても好きです。
シリーズであるのでいろいろ読んでいきたいなと思いました。

私自身の子どもの頃からある、思い出の絵本です。

これは、なんといっても絵の面白さでしょう！

うちわ、ぼうし、くつ……
同じうちわ・ぼうし・くつなのに、それぞれ、こんなにいろんな種類があって、全部ちがう！！

そして、だるまちゃんがくふうしていろんなことをするのもほほえましく、試行錯誤する感じが、ほほえましいです。

親子で、とても好きな絵本です。

１歳１０ヶ月の息子は、なぜかこの本の表紙が苦手で、
怖がって近寄りもしません。
でも読んでほしいので、遠くから指をさして読めといい（笑）
私が持ってきて本を開くと、安心して膝の上に座ります。

見た目が怖いのに、とても優しいだるまどん。
まねっこされても怒るどころか、受け入れてくれる
懐の広いてんぐちゃん。
登場人物には魅力たっぷりです。

すずめを紐で結ぶのはどうなの？と思いますが
最後のページで放してあげてるので許容範囲かな？