「だるまちゃんとてんぐちゃん」 みんなの声

娘が借りました。私が読み聞かせる前に，娘が息子に読んでいました。
てんぐちゃんのまねをするだるまちゃん，上手にまねができるのですが，「次はどれを使うかな？」と言う感じで質問しながら読んでいました。
一度読むと内容を覚えてるので，次はクイズ絵本のようにしていました。とてもおもしろかったみたいです！！

だるまちゃんはてんぐちゃんの身に付けているものを
色々と欲しがるんだけどその都度おおきなだるまどんが
たくさん出してくれます。
うちわだけでもこんなに！
かぶりものになるともっと！
よくこんな大量に用意できるもんだと驚くし
子どもも色んな小物に目を奪われます。
でもだるまちゃんはそれを活用せずに自分で見つけてくるんだけども（このあたりはちょっと薄情？）
一つ一つをてんぐちゃんに披露するたびに褒められて得意気なだるまちゃんがかわいいです。
最後にてんぐちゃんみたいな鼻が欲しいと言ったとき
だるまどんのオチャメな勘違いがあったものの
家族総出で協力する姿は｢すごい！｣と思います。
ここまで子どもの欲求に応えてあげなくてもいいんでは？と思うけれどなかよしのだるまちゃんとてんぐちゃんの様子はとっても微笑ましいですね。

この絵は、誰もが一度は、目にしたことがあるのではないでしょうか。

人のものを何でも欲しがる、だるまちゃん。
家に帰っても、おんなじ物はないし…
抜群の発想力で、とても、愛らしい扮装になります。

てんぐちゃんや、だるまちゃんのお父さん、ほのぼのキャラです。特にだるまちゃんのお父さんは、怖い顔して（だるまなので…）いるのに、くすっと笑えます。

主人が実家から持ってきた古びた絵本たちの中でも、息子のお気に入りのだるまちゃんシリーズの一冊です。
比較的怖いイメージの天狗も、かこさんにかかればこんなにかわいい「てんぐちゃん」になっちゃうんですね。

だるまちゃんは相変わらずかわいい！
大人になってもありますよね、あの人みたいになりたいから同じものが欲しくなっちゃう気持ち。
てんぐちゃんがうらやましくて奮闘するてんぐちゃんがとってもキュートです。

この本は自分が子供のときに友達の家にあって
いつも読ませてもらっていた本です。
何が魅力的ってまず表紙。
黄色い色にメロメロでした。（なぜかはわかりません！）
かこさとしさんの本は、この本に出てくる
うちわや帽子や靴のように
ひとつのテーマでいろいろな種類の挿し絵が出てきて
そんなところが魅力的だったのかな？
とにかく子供のころから好きな本です。

私も子供の頃よく読んだ、大好きな絵本の１冊です。
娘に読み聞かせている時も
「そうそう、そんな話だったわよね〜・・・」と
懐かしく思いながら、一緒に読みなおしました。

それにしても、だるまちゃんの発想力は素晴らしい！！
子供ならではの・・・頭のやわらかさ〜〜
いつまでも持ち続けたいもので、大人も見習いたいところ。

だるまどんが、だるまちゃんの言う‘はな’を
勘違いしてしまうあたりの二人のやりとりは
とてもホンワカしていて楽しいですよ〜。

はじめ手に取ったときは、ずいぶんレトロだなあ・・と思ったのですが、2歳だった息子には大受け。早速てんぐちゃんのまねをして、ヤツデのはっぱを探してきたり、お椀を頭に乗っけたり。
私は、だるまちゃんがてんぐちゃんの持ち物を欲しがると、お父さんのてんぐどんに叱られる、というお話かと思ってページをめくっていたのですが、子供の希望に一緒に協力してくれるてんぐどんにはっとしました。しつけ、の名のもとに叱りすぎていたな、子供の気持ちにもう少し寄り添ってあげよう、と反省させられた一冊です。

この絵本はきっと誰もが読んでもらった記憶があると思います。実際私は、題名や表紙を見てもまったく記憶はよみがえりませんでしたが、靴や帽子がたくさんあるページを開くと、「あ〜なんか読んでもらった事がある・・」と30年も前の思いがよみがえってきました。
ついつい娘と、「どれがいい？」なんて話になります。
子供を楽しませてくれる、絵本ですね。

かこさとしさんの本が好きで、いつも読んでいるのですが、その中で特にいいなーと思うのが、こちらの絵本です。普通にはかわいいとはいえない、「だるまとてんぐ」でも、かこさんにかかれば、見違えます。とてもかわいい。心に残る素敵な絵本です。

だるまちゃん、ほしいほしいてんぐちゃんの道具をおおきな
だるまどんはいつでもだしてくれる。父親の包容力なのかな？そのアイデアがとっても素敵なんです！
しあわせしあわせだるまちゃんほんわかほんわかしたお話の中にいろんな工夫が織り込まれている作品ですね。
おすすめおすすめの一冊です。