小さい頃、神楽を見に行ったり、神話の絵本を読んだりして、神様が身近な存在でした。
母や祖母に「神様は見てる。粗末にしたらばちが当たる。」とよく言われてました。
小学校でお話会をするとき、子どもたちは神様なんていないよと思っていると感じます。
何か悪いことしそうになったり、誘惑に負けそうになった時、神様が見ているからとふみと止まることがないと思います。
なんだか寂しい気がします。
この絵本は、子どもたちに神様が見ているんだよと伝えてくれると思います。
絵を描かれている山本さんが、松山出身だからでしょうか、ところどころに愛媛の名物がでてきます。
それから、卒業された学校や、岩崎書店まででてきています。
絵と文がとても合っていると思います。