冬のある日、モグラが土から顔を出すと辺り一面真っ白。
「このしろいふわふわはなんだろう?」
初めて雪を見たのです。
うっとりしながら森の中を歩くと、今度は雪の中から
突き出たきらきら光る棒を見つけました。
「まほうなのかな?」
きらきらの宝物を家へ持って帰ろうとすると・・・。
寒い寒いと屋内へこもりがちになってしまいますが、
冬の雪や氷って確かに魔法みたい!
夢いっぱいのお話しでなんだか温かくなってきました。
かわいらしい絵がなんともいいです。
ちなみにこのあたりでは「つらら」はできないので
やはり息子にとっても「きらきら」は「未知の魔法の棒」。
「剣にできそうじゃない?」などいろいろな想像をして楽しんでいました。