13800000000年分の旅を1冊の絵本で表現するのですから、とても長いです。
最後の「科学博物館にいってみよう」のページも合わせると39ページもありました。
でも科学や地球の歴史に興味のあるお子さんたちには、超お薦めの1冊です。絵は遠目は聞きそうですが、39ページもあるので、読み聞かせに使うより、テーマを決めてブックトークで紹介する方がいいかもしれません。
個人的に一番面白い表現だなぁと、思ったのはP14の「580000000年前」の地球の話をしているページです。
ある程度の細胞分裂時期が終わって、原子生物になった頃の(仮)主人公の姿が良かったです。あえてこの形の原子生物を選んだ訳を知りたいなぁと、思いました。
恐竜が好きなお子さんたちなら、白亜紀・ジュラ紀のあたりのページ(250000000年前くらいから140000000年くらい前)が好きになるかもしれません。
大人が読んでも勉強になります。でも、難しい勉強ではありません。読み終わるまで、「わぁー、へぇー」という感じで楽しかったです。