朝起きると息子は夢で見た話を私に話してくれます。
つい最近は、「新幹線につかまってアメリカまで行ってきて、〇〇駅(うちの近所の在来線の駅)で降りて、自転車でおうちまで帰ってきたんだよ。」と。矛盾がいっぱいあってへんてこりんで、ほんとにこんな夢見たのか思いついたことをしゃべっているのかその辺はよく分かりません。けれど、話しているときの息子の顔と言ったら、とにかく楽しくて仕方がないという感じで。
あまり真剣に聞いていなかったりする私ですが、よく考えるとうらやましいですよね。こんだけ楽しそうに夢で見たこと、想像したことを話せるって。
この本の男の子もきっと、そんな楽しくてわくわくしっぱなしの時間を過ごしているんだなと思います。
現実と想像の世界を自由に行き来できる子ども時代って、ほんとうにかけがえのない時間ですね。