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この計画はひみつです」 みんなの声

この計画はひみつです 文:ジョナ・ウィンター
絵:ジャネット・ウィンター
訳:さくま ゆみこ
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2018年06月
ISBN:9784790253563
評価スコア 4.32
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みんなの声 総数 18
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18件見つかりました

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  • 知らなかったこと

    原爆に関する子ども向けの本は何冊か読みました。
    その多くが、原爆を落とされた広島や長崎の市井の人々の悲劇を描いたものでした。
    どれもこれも涙なしには読めず、それはもう胸が痛みました。
    原爆は絶対にいけないと強く思うものばかりでした。

    この本は、アメリカで原爆を作った科学者の話でした。
    こんなふうに作られたのだなと知ることができた。
    挿絵も文章にも、恐ろしく嫌な空気を感じます。
    知らなかったことを知れた。
    知ってよかったとは思う。

    でも、原爆は絶対いけないんだ!という気持ちになるのは、
    子どもにストレートに伝わるのは、
    やはり被害にあった人々を描いた本。
    息子には、先にそういう本を読ませたい。
    この本は、そのあとでいい。
    知識として読む本かなと思う。

    投稿日:2019/10/02

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  • ワクワクしながら読み始めましたが、

    ドキドキするタイトルで、面白い絵本なのだろうなぁとワクワクしながら読み始めましたが、予想とは全く違いました。
    極秘に開発された原爆のお話です。
    静かでまっくろな画面は、かなり恐ろしかったです。
    子供よりも大人向けかも。。。高学年の読み聞かせなどには使えるかもしれません。

    投稿日:2019/07/05

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  • 読み終えた後の沈黙

    タイトルを聞いた時には「秘密だって!何だろう?」とワクワクしていた子供達も、読み進めるうちに、何かただならぬ事が起きる予感がしたらしく、少し緊張した様子に変わっていきました。
    最後の真っ黒なページを見つめて絶句している子供達に、補足説明のページをかいつまんで話しました。
    胸の詰まるような悲しみが伝わってくる原爆絵本とは違って、この本は登場する人物の感情が一切描かれていないのが、尚更不気味で、恐ろしさを感じさせます。

    投稿日:2019/03/08

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  • 不気味

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    絵本ナビで紹介されていたので読んでみました。

    う〜ん、小さい子にはわかりにくいかもしれません。

    でも、世の中って案外こんな風に
    秘密裏でいろいろ計画されて
    いいことも悪いことも行われているんですよね。
    原爆という恐ろしいものも科学者からしたら
    未知のものを研究する面白いものなのかも
    と感じさせられ、不気味でした。

    小学校高学年の子とかは
    この話の怖さがわかるかもしれませんね。

    投稿日:2019/02/15

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  • あの話でなければと願いながら…

    いったい何を作っているのか、明かされないまま、物語は進んでいきます。私は、あの原子力爆弾のことではなければいいが…と願いながら読みすすめました。きっと、何か、人類を幸せにしてくれるとてもハッピーな発明品だと願いながら。でも、やっぱり。読後は、改めて、あの爆弾は何のために作られたのか…という、疑問でいっぱいになりました。

    投稿日:2019/02/08

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  • タイトルが面白そう!と思い、手に取りました。

    読み進めていると、おかしいな、変だな・・・
    タイトルから感じた「面白そう!」とは違う感じ。
    そのうちウラン、プルトニウムの単語が出てきて、
    「ああ、そういう「ひみつ」だったのか」・・・と。
    わくわくしていた気持ちが消え、
    ちょうどテレビで見た被爆された方が、
    アメリカの原子力の町へ訪ねられた時の様子を思い出しました。

    大人が読めば、これが広島・長崎の原爆の話に通じるものだとすぐに分かりますが、
    ウランやプルトニウムが何の原料なのかが分からない子供には、
    最終場面で爆発が起こり、キノコ雲が出来て・・・というシーンは、
    「爆弾が割れて怖かった」というだけの感想になりそうです。

    こういうお話はさじ加減が難しいと思いますが、
    後書きにある内容を
    本編でもう少し触れてくれていると、
    より子供達に伝わるものがあるのではないかと思いました。

    投稿日:2018/08/13

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  • 世界で最初の核実験

    秘密裏に研究開発され、完成された原子爆弾です。
    その時はトップシークレットだったに違いありませんが、今はこの事実を誰もが知らなければいけないと思いました。
    核実験が地下で行われる以前は、地上でこんな地獄を作り出していたのです。
    想定される地獄をわかっていながら、二つの原子爆弾が日本に投下されました。
    本当に必要だったのでしょうか。
    今なお増産されつつある核爆弾は必要なのでしょうか。
    怒りと疑問を持ちつつ、この絵本の著者と訳者に敬意を表したいと思います。

    投稿日:2018/08/08

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  • 大人向けかも

    10歳8歳の娘たちと読みました。タイトルと表紙の絵から面白いのかな?と思って借りたのですが、このお話は原子爆弾を作るお話でした。

    難しいです。でも、原子爆弾や平和について、少しは考えるきっかけになったと思います。大人の方にも読んでほしい1冊です。

    投稿日:2018/07/29

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