今日はアンナの誕生日。
妖精の衣装を作ってもらって仮装パーティというのがいかにも楽しそうです。
アンホルト夫妻の子どもを主人公にした作品をずっと読んできて思ったのは、子どもがこの主人公のアンナのようにのびやかなことです。
プレゼントが気に入らなければ気を使わずに気に入らないと言い、自分のしたいことだけをしているアンナを見ているとそう思います。
わがままとも言えるのかもしれませんが、これが子どもの姿だなあと思いました。
アンナが木に引っ掛かっているのを見た宇宙飛行士くんの「アンナ、とぼうとおもったの?」というちょっととぼけた質問にクスッとしました。
子ども同士の会話ってこんなことがあるなあと。
お互いにマイペースで合わせているわけではないのだけれど、案外うまくいっている子どもの世界の不思議さがここにはあるなあと思って読んでいました。
『こども』という作品もありますが、これも「こどもってこんな風」と思えました。