面白いと思い小学校の読み聞かせで読んでみました。
1年生から6年生まで同時の読み聞かせなのでこの本はぴったりです。
絵もはっきりとしていて子供達に届きます。
かえるの長老のアップは迫力があり、言葉にも説得力をもたせるよう、心して読んでみました。
進化を交えて伝承を加えて。
人類の神話のようにそれぞれの種にもそれぞれの物語が受け継がれているのかなと考えるのも楽しいものです。
かえるたちが生き延びるために目をひっぱり、口を大きく、の場面では笑いがおこりました。
食べることは生きること。
おなかが満たされると元気になれる。
どうしたら生き延びることができるのかを必死に考え、頑張る姿は人間を含め、生きとし生きるものすべてに共通する課題です。
それがユーモラスに描かれていて、笑いの中で伝えることができます。