「どんくまさんの クリスマス」 みんなの声

うさぎの幼稚園ではクリスマスのこども会の練習中。
ここでもやっぱりどんくまさんは失敗しちゃいます。
どんくまさんは落ち込んでしまいますが、みんなはそんなことは気にしません。どんくまさんと一緒に楽しいクリスマスを迎えられるように、どんくまさんの素敵な出番をみんなで考えてあげたんですね。
いつでも温かく迎えてくれる優しいうさぎさんたち。そんな気持ちに応えるかのように、どんくまさんは頑張ります。

そんなどんくまさんを私たち親子はずっと応援してきました。
数年前に『じゃむじゃむどんくまさん』と出会い、それから一冊二冊と揃えだし、『どんくまさんのクリスマス』で全シリーズを本棚に揃えることができました。
全２６作品とも、季節感を感じられる優しい色合いが素晴らしいです。そして、読むたびに優しい気持ちになれるお話しばかりです。
絶版本もあり、入手困難な作品もありますが、ぜひ、全作再版をして欲しいと思います。
これからも多くの方たちにどんくまさんを読んで欲しい。読みながら楽しい時間を過ごして欲しいと心から思います。

どんくまさんありがとう。

どんくまさんシリーズ、クリスマスのお話です。

まちのみんなとすっかり仲良しになった、どんくまさん。
一体どんな素敵なクリスマスになるのかしら？
と、ワクワクしていたら…

結末はなんとも、どんくまさんらしい！
知らない間に強制参加させられてるのが、なんだか笑える（笑）

でもうさぎさんたちは、どんくまさんと一緒にクリスマスをお祝いしたかったんだなぁ〜と、微笑ましくなりました。

ほっこりしあわせな気持ちになる、クリスマスにぴったりの一冊でした！

歌や劇、クリスマスのお楽しみを、うまくできずに壊してしまう主人公。どんくまさんは、園のためにモミの木を用意しますが、間違ってたっくさんもってきてしまうので、あまりをみんなの家の前に植えてくれます。うらやましい！

疲れ切ったどんくまさんはいつのまにか眠りますが、その姿が、イエスとして劇に出てきます。

寝ているどんくまさんを子供のくまさんたちが運びますが、ちびくま10匹分に相当するので、どんくまさんはかなり規格外なんだろうなあと思います。

どんくまさんの設定に興味がわきました。

どんくまさん、歌はちょっと・・・なんですね。
そんなところがとっても可愛らしくて大好きです。

お遊戯会では寝てしまっていたけれど、友達思いのうさぎさんたちが、いい役をくれて本当によかったですね。

最後まで寝てしまったけれど、きっととっても楽しい夢を見ていることだと思います。

何にでも一生懸命頑張るどんくまさん。
私も娘も大好きです。

表紙のどんくまさん、歌を歌っているところだったのですね（＾＾）
でも、うさぎさんたちにはサイレンと間違われてて、笑ってしまいました。

今日はクリスマス。うさぎさんたちの幼稚園でも劇をやったり歌を歌ったりしてお祝いします。
劇の練習で失敗してしまったどんくまさんは、今度はモミの木を掘りに行きますが・・・
１本でいいのに、２本、３本、５、６、７、８・・・
町中の家にもみの木を植えて歩いたどんくまさん、さぞかし疲れたことでしょう！

その後は寝たまま劇にも出たどんくまさん。
なんと飼い葉桶の中で眠るイエスさまの役！考えましたね〜。
それにしても、飼い葉桶が小さすぎるのか、どんくまさんが大きすぎるのか、微笑ましい場面です。
そして、なんとなく涅槃仏にも似た雰囲気がありますね。

静かで楽しいクリスマス。
どんくまさんとろうそくの灯りが、優しく暖かく心を照らしてくれる、そんな素敵な１冊です。

体も大きくて，歌声は雄叫びみたい．それだけ聞くと恐ろしいクマさんのようだけれど，実際は謙虚で心優しくてのんびりおっとりしたどんくまさん．うさぎのみんなに好かれるのも分かります．

どんくまさんのクリスマスってどんなかなとわくわくしながら読みました．劇では失敗してしまったどんくまさんでしたが，そんなどんくまさんを否定しないで，ぴったりのお仕事を見つけてくれるうさぎの先生のやさしさも素敵だなと思いました．

最後は疲れておやすみモードのどんくまさんでしたが，劇にも出演して重要な役目を果たしました．やったね，どんくまさん．

楽しいクリスマスを終えて，冬眠に入ったどんくまさん．素敵な夢を見られそうですね．春にまたどんくまさんと会えるのが楽しみです．

どんくまさん、クリスマスに大活躍のお話です。
一生懸命だけど失敗もしちゃう、愛らしいくまさん。
そんなどんくまさんはうさぎの園児たちとクリスマスを迎えます。

うたにモミの木に、劇。
どれも初めての体験に張り切りすぎちゃって、
うまくいかないどんくまさん。
それを受け止めてくれる、可愛くて優しいうさぎちゃんたち。
とっても温かい気持ちになれます。
どちらにとってもいいクリスマスになるという結末もすてきです。
クリスマスの楽しい記憶を抱いて冬眠するどんくまさん♪
柿本さんの可愛い優しいイラストも良くて、
しあわせな気分になりますね。

幼稚園の聖劇がとてもなつかしいです。
私の幼稚園時代は、子どもの数が多かったせいもあって、聖劇には出られませんでしたが、歌は今でも覚えているほど練習しました。
また、うちの子どもたちが羊飼いや天使を演じたときは、感動でした。
日本のクリスマスの習慣は、本来の意味から離れてしまいがちだと感じていますが、このお話ではイエス様の誕生をお祝いするという趣旨も、わかりやすいと思いました。
そして、くたびれて寝てしまったどんくまさんが、お生まれになったイエス様の役というのは、大笑いです。
大きすぎて、かいばおけに入いらないじゃないですか？！

みんなで、きよしこの夜をうたったり、降誕劇を演じたり、派手ではないけれど、これが本当のクリスマスという感じです。

そんな素朴な雰囲気に、どんくまさんの不器用さがミックスされて、とってもなごみます♪

素朴だけど、あたたかなクリスマス。
どんくまさんのしあわせそうな寝顔を眺めていると、じぶんもいい夢が見られそうな気がします。
クリスマスシーズン、おやすみ前の一冊にピッタリです。

多くのお子さんたちに読んでもらいたい、素敵なお話でした。
どんくまさんは、いつも失敗ばかり。
でも、とっても心が優しくてとってもいいくまさん。
うさぎさんたちも、起こったりしないで、すぐにどんくまさんを仲間にいれてあげたりして、その優しさが溢れている作品だと思います。
一緒に物事をやり遂げる楽しみ、そしてみんなで一緒にお祝いするクリスマス。
どんくまさんは寝てしまったけれど、それでも一緒にうさぎさんたちと楽しいクリスマスが過ごせたと思います。
とてもお勧めです。