「もーいいかい まぁだだよ」 みんなの声

この絵本を図書館で見た時「絵が可愛いなぁ」と思って
借りたのですが、素敵な本でした。

きゅうこんぼうやといもむしくんのかくれんぼ。
なんとも可愛い絵とお話。

最後は「わぁっ、きれい。」と子供達。
素敵な見開き絵本です。
子供達は一生懸命ちょうになったいもむしくんを探してました。

何回も借りたいというのでとうとう購入しました。
ほのぼのとした可愛い本です。

かくれんぼをしていた青虫は、途中でチョウチョになってしまいます。
チョウチョになってからはちょっとしか出てこないのだけれども、子ども（当時3歳くらいかな）はちゃーんとよく見て覚えていて、最後のチョウチョがたくさん出てくるページでもしっかり見つけることができるのでした。
絵本の内容にほのぼの、子どもの記憶力に感心、と2回楽しめる本です。

球根ぼうやといもむしくんがかくれんぼをはじめます。球根ぼうやはいもむしくんを見つけることができるのかな？

最近急に春めいてきて、なんだか心が浮き足立っています。
娘と散歩に出かけると、いろんな“春”が目に留まります。

この本はただのかくれんぼのお話ではなく、小さな子にも自然と、季節や生命を感じられるような絵本になっています。実際に、この絵本に出てくる様々な生き物に出会った時の娘のぱぁっと晴れたような顔！本の中のお話が現実と一緒になっていくのが、手に取るようにわかります。

いろんな絵本がありますが、季節にあった本を選ぶのも面白いですよね。

理屈抜きで、最後の見開きのお花畑は最高です！！
１歳３ヶ月の娘も、このページが大のお気に入り！
成長の過程のページで、もう待ちきれないって感じで、最後のページへスキップしようとします･･･（汗）。
お花は実際の春のお花畑に近く、いろんな種類がものが描きこまれ、お花に集まってくる虫たちも、たくさん描かれています。
ほのぼのするのは、そんなお花たちに、ぜ〜んぶニコニコの笑顔が描かれていること！
春ってうれしいものなんだって、４ページにわたるお花畑全体が語りかけてきます。

春先に読み聞かせるのには、本当にもってこいの絵本だと思いますよ！！

きゅうこん坊やといもむし君がかくれんぼ。
ん？きゅうこん坊やって土の中にいるんじゃない？いもむし君は葉っぱを食べてるし･･･？何でかくれんぼ？なんて思いながら読んでいたら、なぁるほど！

「もーいいかい」のきゅうこん坊やの表情がだんだん『早くしてよ！」な表情に変わっていくところや、いもむし君の「まぁだだよ」と一緒につぶやいている独り言が可愛くって笑っちゃいます。

球根から芽が出て花を咲かせる様子や、いもむしがさなぎから蝶になる様子、最後のページのちょっとした仕掛けが小さい子にも楽しめる理科の教科書のような気分で楽しめます。

花（チューリップ）と虫（ちょうちょ）の成長過程が
かくれんぼを通してとてもわかりやすく描かれています。
絵も可愛らしく、隠れている途中に寝てしまういもむしくん
や返事が帰ってこないので、「もーいいかい！」と心配し
つつちょっと怒ったような球根ぼうやがおもしろいです。
娘はやはり見開きページがにぎやかで気に入ってるよう
ですが、それぞれどんなふうに成長するかに興味を持って
欲しいものです。

子供はこういった遊びを実際に体験することでいろんな事
（かくれんぼ一つをとっても、隠れてる時のドキドキ、
見つけた時の喜び､隠れきった時の達成感､ルールや順番等）
を自分で考え覚えていくと思うので、一緒に遊んで
経験する事が大切なのかなと思います。

お気に入りの場面
娘：にぎやかな見開きページ
僕：全体を通して描かれている成長過程

またまたかわいい絵本を見つけました。

「きゅうこんぼうや」と「いもむしくん」がかくれんぼしています。

この「きゅうこんぼうやくん」、頭がでかいわりに体が小さい･･･うちの息子を連想させます。
そして「いもむしくん」、ぽってりしていて･･･こちらも息子を思い出させます。
あらぁ〜なんてかわいいの！！（親バカですかねぇ･･･笑）

でもこの気持ち、この本を見てもらえるとわかってもらえると思います。
「きゅうこんぼうや」はやっとおすわりできた赤ちゃん、「いもむしくん」はころころしているころの赤ちゃんを髣髴とさせます。

ほかのかたのレビューで
「成長の過程をかくれんぼに見立てている」
と書かれています。
そういえばそうですね〜。うまい見立て方☆
私はといえば
そういう見方を忘れ、ただ単純に楽しんでましたね（苦笑）。

そして是非みてほしいのは見開きのページです。
ここは春満開です！！（笑）
植物さんからも虫さんからも、
春が来た喜びが感じ取れるすばらしいページです。
息子もこのページを最初に見たとき
「うわぁ〜☆」
って目を輝かせていました。
今ではそのページが大好きで、
隅から隅までじぃ〜っと見入っています。
毎回ですよ。
私の読み聞かせもここのページでしばらく待ちが入ります（笑）。

これはもう、うちの本棚の一員になっていただくしか･･･
さぁさぁ　うちへいらっしゃーい！！（笑）

かくれんぼのお話なんですが、この本は一風かわって
います。
きゅうこんぼうやといもむしくんがかくれんぼをはじめます。
かくれんぼの最中に、それぞれ成長して姿をかえていくのです。
それぞれの成長の仕方をかくれんぼという方法で見せてる
ことがとてもすばらしいなと感じました。
見開きページで見せるところは春がいっぱい。
とてもあったかな絵本です。

かわいいチューリップの球根ぼうやと、いも虫くんがかくれんぼ。
球根は地面の中でひたすら「もーいいかい」と聞いていますが、いも虫くんのほうは、美味しそうな葉っぱをパクパク食べたり、居眠りしたり。そのうちいも虫くんはさなぎになってしまって・・・。
地面の下の球根ぼうやは、飽き切ってしまった顔で、「もーいいかい！」
いも虫くんは成虫（蝶々）に羽化し始めていて「おっといけない。ねちゃったよぉ」
完全に蝶々に変化してから「もぉいいよ！」と、声をかけると、今度は球根ぼうやが「さがしにいくよ！」って。
地面からとびだすと思うでしょう？ところがこっちも成長を始めます。
２人のやり取りも面白いけど、その成長の変化を見事にかくれんぼに仕立て上げていて、お見事！と、いうしかありません。春になるのをまっている動植物たちはこんな感じなのかなって、思いますよ。
１ページ１ページめくるのが楽しい絵本ですよ。