「しあわせに なあれ」 みんなの声

やさしい色あいでおおらかに描かれたあたたかな絵と「しあわせになあれ」がこころにしみてきます。こどもたちの名前にこめられた、おもいがつたわってきます。手をつなぎ、空をみあげているこどもたちの笑顔にしみじみしました。。あとがきに書かれていたように、自分の名前を呼んでみたら、たくさんの人の声が聞こえてきました。

小中学校で歌われている合唱曲を絵本になった作品とのこと。
繰り返される「しあわせになあれ」という言葉が、じんわりと心に広がります。
『じいじのさくら山』や『まいごのどんぐり』などの作者、松成真理子さんが描く優しいイラストが、この詩とぴったり合っていました。みんなの明るい笑顔がとても素敵で、こちらも自然に笑顔になってしまいます。

「しあわせになあれ」とは、赤ちゃんが生まれた時、大半の人が思うことですね。
私はこの詩のことを知らなかったので、歌でも聴いてみました。
とても優しいメロディの、心に残る歌でした。

この詩のとおりに、誕生の時に願ってもらえたとおりに、全ての子どもや大人が幸せでありますように。

とても素敵な絵本で、胸が熱くなりました。歌もすごく素晴らしく、私が子供たちの名前を一生懸命子供たちの将来を思いながら考えたことを思い出しました。子供たちの幸せを親は何よりも願っていることが、この絵本、歌を通じて子供たちに伝わってくれたら。そう思います。とても素晴らしく、胸が熱くなり涙が出そうになりました。子供たちが自分の名前を愛し、自分に自信をもって、幸せに育ってほしいです。本当に素晴らしい1冊です。少しでも多くの子供たちに、この絵本を、そしてこの歌を知ってほしいです。名前はただの名前。ではなく、親が必死に考えてくれた生まれて最初の親からのプレゼント。だから一生その名前と共にすべての子供たちが幸せになりますように。

文章が詩となっています。
合唱曲だそう。
あとがきによると、「名前の大実験」ができる構成とのことで、
確かに「名前」についていろいろな発見がありますね。
これは大事な気付きです。
繰り返される題名が、すっと心に沁みていきます。
松成真理子さんの絵が、温かく伴走しています。
幼稚園児くらいから、たっぷり体感してほしいです。

この絵本を読んで、自分が子どもの名前を考えていた日々を思い出しました。
人はみな、子どもも大人も、親が「しあわせになってほしい」と願って、考えた名前を持って日々を過ごしています。
名前は、一人一人が、親に大切に思われて生まれてきた証です。
それなのに、どうして虐待やいじめなど人は他者を大切にすることができないのでしょう。
心がギスギスしてしまったときにこの絵本を読んだら、自分が、そして友だちが、すべての他者が大切に思われている存在であることを思い出すことができるでしょうか。
優しい絵がマッチした素敵な絵本でした。

あなたが呼んでくれた名前は、美しい祈りだった。両親からの最初の贈り物である「名前」をテーマにつくられた合唱曲「しあわせになあれ」が絵本に。「愛する人」と「愛してくれた」人、共に幸せで満たされるような、幸せが繋がるバトンとも言える絵本だと思います。

コロナ禍で、なんか
社会的な現象になってしまうのでしょうか
なんか、ギスギスさを感じたりします

そんなときは、こんな作品で
心を洗濯いたしましょ（笑
言葉の力を信じましょ

絵が、いいんだなぁ〜
いいんですよ

表紙にも
柴犬が笑っていたり
お友達同士手をつないでいる絵ですが
ぬいぐるみを間にしているお友達もいます

なんか、ほっこりしてていいです