かわいらしい絵と、トイレが行けない息子にどうしようかと頭を悩ませていたので、題名を見るなりぱっと借りてきた本です。
子どもは、おばけが大好きなので、どきどきわくわくしながら見ていました。おばけが出てくるとこたつにかくれたりと、おもしろかったようです。
3人兄弟の末っ子のななちゃんは、なかよしのぬいぐるみモグモグとおかあさんごっこをしています。しかし、どうしても一人でトイレに行く事ができません。トイレはおばけがでてくるから怖いというのです。おねえちゃんは、「甘えん坊!!」といいますが、ある理由があっていけなくなってしまったことだからと、お母さんは自分でできるようになるまで待っててあげましょうと、ゆったりと構えています。このお母さんから学ぶこと多いです。
家族もすてきで、お母さんだけでなくお父さんもお兄ちゃんも文句も言わずに、ななちゃんがトイレを楽しくできるようにとちゃんとついていてくれます。
最後は文句をいいながらおねえちゃんの機転で、一人でいけるようになります。こんな姉妹素敵ですね。
絵が温かくてほのぼのしているので、くりかえし見たくなる本です。
すえっこななちゃんシリーズの1なので、次回作を楽しみにしています。