白と黒のコントラストで書かれたこの本。新聞で取り上げられているのを知って手にしました。
小さめの正方形の白い本で、表紙のイラストもどこか標識のような・・無駄のないタッチで描かれています。
中の文章も短く、見開きの右と左を対比する言葉が書かれています。
平和だとこうなる毎日が戦争だとこうなるよ・・ということが短い言葉と絵だけでも充分に伝わってきます。
この絵本は最後がとても印象的です。
みんなみんな尊い命。
たにかわしゅんたろうさんが、最後に訴えかけているメッセージを感じることができました。
幼稚園の子どもでも、この絵本を静かに聞いていました。
「けんかしたら嫌な気持ちする。」
「戦争したらダメ・・仲良くしたらいいのに。」
いろいろなことが学べます。
平和を学習するうえで、小さな子どもから大人まで・・この本を心静かな気持ちで読んで欲しいです。