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そこつ長屋」 みんなの声

そこつ長屋 文・絵:野村 たかあき
監修:柳家 小三治
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2019年04月06日
ISBN:9784774621418
評価スコア 4.42
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  • 寄席の臨場感そのままに

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     登場人物を一人でこなす落語家の技を、
    ページごと、絵と文字の構成で表現するなんて、驚きです。

     まめであわてんぼうの長屋の八つぁん、浅草観音様の前、
    人だかり中の行倒れを、同じ長屋の仲良しのクマだと気づき、
    長屋にとって帰ってそいつを連れてくるから
    本人に確かめさせると言う、なんとも間の抜けたお話。

     上から下から斜めから、正面に後ろに、
    まるで寄席客席から噺を聞いているかのように楽しみました。
    読む人も聞く人、見る人も、みんなが楽しめるでしょう。
    野村画伯に、感謝。

    投稿日:2019/05/14

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  • 絵本がまた一つ増えて

    全ページ、お試し読みで読みました。
    柳家小三治師匠の監修の絵本がまた一つ増えて嬉しいです。
    落語と言うのは、ええっ!と驚く不思議なお話が多いですね。
    貧しくても、一生懸命に生きていた人たちの明るさが感じられる
    江戸の長屋のお話は、楽しいです。
    子供たちに親しめる、古典落語絵本がもっと増えてゆくと良いと思います。

    投稿日:2019/05/06

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  • 面白い

    最近ちょっと気になってきている落語絵本です。落語というとあまり興味がなかったのですが、何冊か落語絵本を読んでみると面白くてはまってしまいました。こちらの本はそそっかしさから始まるお話。昔話っぽい絵がまたいい感じを出しています。

    投稿日:2024/10/10

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  • 粗忽

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    耳から聴いて思い描いていた落語の「粗忽長屋」のイメージと、この野村たかあきさんの絵が一緒でした。
    べらんめえというか江戸弁の口調で演じられる噺ですが、絵本では面白さが伝わる分かりやすい作品だと思います。
    現代で「粗忽」という言葉を聞く機会は、落語以外ではめったにありません。
    笑い話を楽しみながら希少な日本語に慣れ親しむことが出来る、素晴らしい文化だとあらためて感じました。

    投稿日:2023/01/19

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  • ひきこまれました

    落語に詳しくないので、このお話、今回はじめて知りました。おもしろい! 落語を絵本にしたら、どうなんだろう、と思いましたが、ひきこまれました。落語もきいてみたくなりますね。絵も独特の雰囲気で、お話にぴったりでした。

    投稿日:2020/04/11

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  • 何言ってるの?

    落語のえほんです。

    行き倒れの人の身元確認を
    本人と思しき長屋の住人に確認させる・・というお話。
    最近、娘が、意味が分からない状況でよくいう言葉
    「何言ってるのっっ?」という感じです。

    この強力なボケを、笑えるのは、
    少々年齢が必要かも・・。

    私は、落語絵本は、バカ笑い物か人情物が好きかなぁ・・。

    投稿日:2019/11/07

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  • そこつ者二人

    全ページ試し読みで読みました。

    あわてんぼうの八五郎が、同じ長屋に住む熊五郎を行き倒れの

    本人だと思い込んで、死体を本人である熊五郎に引き取りに来さ

    せると長屋に向かいます。八五郎の説明で、熊五郎も死体が自

    分であるかと疑問ながらもそう思ってしまうのが、面白いと思いま

    した。そこつ者二人のお話でしたが、落語も聞いてみたくなりまし

    た。

    投稿日:2019/08/30

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  • 落語を聞きに行きたくなりました。

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子24歳、女の子19歳

    柳家小三治さんの落語絵本です。
    “そこつもの”そそっかしい二人の男の愉快なお話しです。
    野村たかあきさんの絵は、はっきりしていて遠目がきいていますし、テキストも簡潔でたいへん読みやすいのです。
    ただ、この“そこつ”の面白さが理解できるのは、かなり高学年になってからだと思います。
    おススメは小学校高学年以上、中学生とか、高校生に読み聞かせ出来る機会があったら是非やってみたいです。

    実際、朝から行き倒れて死んでいた人は本当は誰だったんでしょうね〜。これを落語で聞いたら、絵本で見るのとはまた違った面白さが味わえるんじゃないでしょうか。
    絵本を読んでいたら、落語を聞きに行きたくなりました。

    投稿日:2019/07/17

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  • 行き倒れの人の顔を見て、自分の知り合いと思ってしまうところは、まあいつの世にもありそうかなと思うのですが、自分の長屋へ走っていった後が、あまりにもそこつ者でびっくりです(笑)
    息子は聞きながらくすっと笑っていましたが、私はちょっと苦笑い・・・
    そこまでのそこつ者っているの?と思えてしまって・・・(笑)

    落語に出てくる、ちょっと抜けたおっちょこちょいという人物はいますが、この落語に出てくる八っつぁんはまさにそんな人。
    そして仲の良い熊公もそんな感じ。
    でも、こんな風な呑気さが、時代の平和さを象徴しているのかもしれませんね。

    投稿日:2019/06/24

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  • めっちゃ面白いけど・・・

    • えがだいさん
    • 40代
    • パパ
    • 和歌山県
    • 女の子5歳

    @5歳の娘に読み聞かせをしています。
    子供には難しい絵本でした。5歳の子供には不向きです。
    まったく恐ろしくは無い描写ですが死体の話が出てきます。
    また読み聞かせとしては時間が長くなります。

    A内容について
    主人公は思い込んだら止まらない、周囲が「違うでしょ。」と諭しても、どうにもこうにもならない。
    監修が10代目柳家小三治さんです。
    2008年にNHKプロフェッショナル仕事の流儀で放送されていた人です。

    Bただし面白い絵本です。
    内容はとても面白い。考えさせられる絵本です。
    5歳の娘にはまだ理解してもらえないですが、僕が気に入った絵本です。
    思い込んだら止まらない、間抜けな主人公ですが、ぼく自身や、周辺にいる人たちでも、思い込んだら、横からそれた考えを正そうとあらゆる情報を出しても、どうしようも無い時ってあるんじゃないかな。

    投稿日:2019/06/08

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