本屋さんで一目ぼれして、速攻購入してしまいました。
すごくかわいくてよかったです。
齋藤さんの前作が、「ペンギンたいそう」も大好きで、よく子どもたちに読んでいますが、これはまた違った味わいがあって、暖かくてよかったです。
ゾウの母子の、表情ややりとりがほほえましくて、ほのぼのしてるんです。
しかも、この絵本をちゃんと見ていれば、ゾウの「鼻」が、生活の中でどんな役割をしているのかもわかっちゃうんです。すごくないですか?
齋藤さんの、描き方の目の付け所がすごいなぁと、思ったのは、最後の方で、ゾウの母子が木の枝で鼻を休めるシーンです。
動物園などで見た像の姿を思い起こしてみると、そういえば、そんなことをしているゾウもいたなと、思い出しました。
疲れた鼻を休ませていたんですね〜。
「へぇー」です。よく考えれば当たり前のかもしれませんが、こういうところまで描いてくれている。いいなぁと思いました。
3.4歳くらいから小学校低学年くらいのお子さんたちにお薦めしたいです。