「いつかは ぼくも」 みんなの声

ライオンやクジャクやカエルなど、さまざまな生き物のお父さんと子が登場します。

それぞれ、子どもにとってはあこがれの、尊敬するお父さんであることが絵と文章から伝わってきます。絵も、柔らかいタッチと色合いが素敵です。

信頼するお父さん、目指すべき存在、一緒にいると安心する、かけがえのない存在……。

読むと、お父さんと子供の関係について、いろいろ想いを巡らせるきっかけになるでしょう。

ぜひ、お父さんに読み聞かせしてほしい絵本です。

目をキラキラと輝かせた子ライオンが可愛くて、表紙で既に魅了されました。ウットリと見つめるその視線の先には、大きなあくびをするお父さんライオンが。あくびをしているだけでも、ただ立っているだけでも格好良く見える憧れのお父さん。最後は、雄々しいとは言い難い人間のお父さんが登場しますが、それでもやっぱりお父さんは最高！

色々な動物のパパが出てきます。
子どもと大人で見た目がだいぶん違う動物、同じだけれど大きくなる動物、3歳の子は子どもと大人を見比べられたのが興味深かったようです。

この本はむしろパパ向けかも？！
子どもにたくさん応援されている気分になる本です。

子どもからみたお父さんって
とっても大きくて、いろんなことができて
かっこよくて すごいですよね。

ライオンのお父さんはたてがみが立派で、
くじゃくのお父さんは羽根がかっこいい
おたまじゃくしのお父さんは水の外の世界のことを色々知っている。


いつもお仕事であまり
子どもとすごせないお父さんのすごいところ、子どもと話すきっかけになりました。

我が子が「おとうしゃーん！」って飛びついて行く姿って、どうしてこんなに可愛いんだろう、と毎朝うちの息子たちを見ていると思います。そのたまらなく可愛い姿を、ライオンの子やペンギンの子、キリンの子やクジャクの子たちが教えてくれます。可愛いの連続でハートがもたない！笑

夫は休みの日は疲れてずっとソファで寝ていて、まさに絵本に出てくるお父さんそのものですが、絵本を読んであげたあと、息子たちは先を争うように「ぎゅーして」と甘えて行っていました（いつもより激しく襲いかかっていたような笑）

イクメンじゃない夫は、子供たちから甘えてくれると、ホントに嬉しそうにします。どうやって可愛がったらいいか分からないお父さんのために、前もって読んでおいてあげると、子供から飛びついて行くようになるのかもしれませんね。

息子たちが本当の意味で「お父さんってすごいな」って理解できるのは、もっとずっと先のことになると思いますが、それまでは「お父さんかっこいい」「お父さん大好き」っていっぱいいっぱい甘えて欲しいです。

色鉛筆の優しいタッチで描かれている可愛らしい絵本です。
ライオンやカエルなど、様々な動物の子供達からそれぞれのお父さんへの憧れの気持ちと大好きが詰まっています。お父さんと一緒に読みたい一冊だと思います。

ページをめくるごとに、ライオン、くじゃく、カエル…と、さまざまな「ぼくたち」とお父さんが出てきます。
どの「ぼくたち」も、お父さんが大好き。ページ全体に、お父さんの大きさ、包容力、かっこよさが溢れています。そして、そんなお父さんがいる「ぼくたち」の誇りも。

短い言葉とシンプルな構図で、一筆一筆描かれた動物たちはあたたかく、可愛らしく、読み込むほどに、ユーモラスで豊かな表情が浮かび上がってきます。

そして最後のページの一言。
グッときました。

あたたかく、まっすぐな、やさしい絵本です。

お父さんへの愛がいっぱい詰まった素敵な絵本。
子どもたちはみんな、その愛らしい目で真っ直ぐに、お父さんの背を見ているんですね。
ぼくもいつか、お父さんみたいになりたいな…と。
柔らかく温かな絵がとても素敵です。
毎日頑張ってるお父さんに、読んであげたいですね。

表紙のライオンの赤ちゃんの表情がとっても可愛かったので、読みたいと思いました。
お父さんが大好きで、お父さんはすごい！と尊敬する動物の子供たち。
こんなに可愛い顔で、「いつかはぼくも」なんて言われたら、お父さんはたまらないでしょうね。
お父さんの横で、読んであげたら、喜ばれること間違いなしの絵本だと思います。

「お父さんって、やっぱりすごいんだ！」
「お父さんって、かっこいい！」

この絵本を読みながら、子どもにそう感じてもらえたらうれしいな、と思いました。
子どもにそう思ってもらうためにも、パパとも一緒に読みたい絵本でした。