絵に温かみがあって好きでした。言葉と選ばれている生き物がピッタリとイメージに合っていて。
最後に出てくるお父さんが、仕事や何かをしているビシッと決めている姿ではなくて、気を許してダラーっとしている姿なのが等身大で気取っていなくて良かったです。
いつもお父さんはダラダラしているからねーと言う息子たち。でも、私が出来なさそうなことだと感じると、お父さんなら出来るはず!と必ず旦那を頼りにする息子たち。外食をすると必ず旦那にご馳走様でした。とお礼を言う子どもたち。中学生の息子はお父さんがお仕事いっぱいしてくれてるからいつも美味しいものが食べられるからねと幼稚園時の息子にお話したり。。普段は仕事が忙しく中々旦那に会えないので、旦那がお休みの時は子供達は旦那にくっつきまわって。。私は子供たちといる時、絵本読んでー!ゲームしよー!と色々言われますが、旦那はいるだけでいいらしいです笑 旦那のためならリモコンをとったり、携帯を持ってきたりと働く子供達。旦那を甘やかし過ぎ!と私が言うこともありますが、えぇー!お父さんは疲れてるからいいの!と笑
この絵本を読んで、寝ているお父さんを優しく見守っている子供の姿も微笑ましくてよかったです。手を引いて歩く姿も、お父さんを面倒見てるような雰囲気で。うちもそうですが、疲れているお父さんの面倒をみてあげる!って気持ちなのかな?いつまでお父さんは凄い!と尊敬してくれるのかな?と思いますが、この絵本のように父親は憧れだと思い続けて欲しいなと思います。
もしいつか息子たちが誰かと結婚して家族をもつのならば家族を守ることが出来る大人になってほしいと感じました。そのためにも、いろんな意味での強さを成長していくなかで学んでほしいと思います。