「でんしゃにんじゃ」 みんなの声

電車、新幹線、汽車の「でんしゃにんじゃ」が、お城から連れ去られたお姫様を助けるために、奮闘するお話でした。
「でんしゃにんじゃ」が使う「忍法」に息子も娘も興味津々でした。
また、予想外のオチもおもしろかったです。

3歳の息子が忍者や戦隊モノ、戦いなどに興味を持ち始め、忍者の絵本を探していました。4、5歳向けの忍者絵本は多いように感じますが、小さい子向けの忍者絵本にはなかなか出会えず、すっぽんぽんのすけ以来のヒットでした。
電車とコラボしている点も、男の子にはぴったりかと思います。

でんしゃにんじゃのネーミング、きしゃ丸、でんしゃ丸、しんかん丸もシンプルで覚えやすく、名前を呼び指を刺しながら楽しんでいます。

忍者の技を繰り出すページでは、どこに隠れているか、本物はどれか参加型で楽しめるシーンもあり、何度も読んでいます。

忍者なので電車の車体の色は黒。
電車忍者はブタの殿様に仕えていて、車体の先頭はブタの鼻です。
姫を助けに行く途中、木の葉隠れの術や分身の術を使うので、絵の中で電車忍者たちを探す楽しみ方もできます。
（簡単ですが…）
年中、年長さんぐらいが楽しめそうです。

絵ははっきりしていて遠目がききます。
繰り返しが多いので、声に出すと楽しそうです。
豚の顔した電車が個性的で可愛いです。
「忍者」のはなしなので。いろんな技が飛び出してきて、コミカルで面白いです。
大勢のいるところでの読み聞かせではなく、
お父さんやお母さんがご自分のお子さんに読んであげるのがいいかなと思いました。