「じゅんびはいいかい？ 名もなきこざるとエシカルな冒険」 みんなの声

スーパーで売っているバナナ、大好きなマグロ、チョコレートの材料のカカオ、綿花。どれも普段身近にあるものだけど、作っている人の労働環境のことなんか考えたことなかった…。地球を守るように、育てている人のことを考えている会社の商品には、それを示すマークがついているということを初めて知りました。多少高くても、地域と人を大切にしている会社のつくる商品を買いたいなって思いました。

語り口調は軽いタッチなのですが、内容はしっかり。

今、地球がどうなっているのかということを少しずつ紹介していきます。

読み聞かせとしては、同じフレーズが何度も出てくるので、だんだん面倒になってくる点はマイナスですが、内容としては、ぜひ知って欲しい、考えて欲しいと思うことばかりです。

今、地球の環境はとりかえしがつかないかもしれないギリギリの

ところまできてしまった。そんな時代を生きる私たちに伝えて

くれることが書かれた絵本でした。名もないこざるでしたが、とても

わかるように描かれてる絵本でした。

「エシカル」って言葉をこの絵本で初めてしました。
最後に載っているマークはいくつか知っていました。
中川学さんの絵がとても見やすく、分かりやすかったです。
バナナ、マグロ、チョコレート、コットンなどを取り上げて、
「見えない世界」のことが子どもたちに伝わりやすく描かれています。

小学校4年生くらいから中学生・高校生のお子さんたちにお薦めしたいです。
絵もはっきりしていて字も読みやすいので、読み聞かせにもお薦めです。