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『空とぶ学校』4時間目はなんと!生活科!! しかもUFOなんてタイトルについてるし、なんだか不思議な銀色のかたつむり(ヤドカリ)は登場するし、とても不思議なお話でした。 でも、主人公のはるお君はこのかたつむりとの出会いがよかったのか、神様にお願いしたのがよかったのか、生活科のいわゆる調べ学習に対して意欲的に行動できるようになってよかったです。 とにかく、1つの出会いではるお君の何かが変わったことは確かです。 しかも、4時間目のお話は夢があって、未来が開ける感じでとっても素敵な終わり方だと思いました。 お薦めは小学校の2,3年生くらいから高学年くらい。字や行のスペースは低学年向きっぽく大きめに作られているけど、内容的は高学年のお子さんでも楽しく読めると思いました。
投稿日:2012/04/20
そうか。カタツムリだと思っても、ヤドカリかもしれなくて。 ヤドカリかと思ってもUFOかもしれないのですね。 そう考えると、「せいかつ」の授業もとたんにおもしろくなって くるなあ。なんて思ってしまうのは(今回の「せいかつ」から 発展していった)「理科」がそれほど好きでもなかったせい なのだろうな。せいかつや理科が大好きな子だったら(娘も そんな子)、どんな風に思いながら読むのだろう。 はるおのおかげで、ヤドカリだった場合、もっと大きな「家」 になるものを入れて飼ってみれば楽しいということもわかりました。 貝殻みたいなのではなくて、何かの蓋を背負ったヤドカリがいたら おもしろいですね。
投稿日:2016/12/05
「空飛ぶ学校シリーズ」の生活編。これまでのシリーズではなかった物語絵本として独立しているよう。コドモの好奇心、店の人・大人の超現実的な立ち振る舞い、普段何気ない「生活」の中で疑問に思うこと、調べることでいつの間にか学習に繋がっていることがごく自然に描かれていて素晴らしい本だと思いました。ちょっと長いので早めにお布団に入れる日にお勧めの本です。家族で読むのもお勧めです。おまけのページでおまけの勉強が出来て更にお得です。
投稿日:2010/09/24
「山下明生の空とぶ学校」シリーズの、生活担当の本です。 はるおが、お祭りで、銀色のカタツムリもどきを買ったことから物語が始まります。 これは本当にカタツムリなのか、それともヤドカリなのかと考えるところから、それぞれの特徴を調べたり、小さな実験をして、その結果から正体を導き出そうとしたり、はるおが自分でいろいろ考えたり、やってみたりする過程が描かれます。 そうです。教科書的なことは、なにも書いていないのに、しっかり「生活」の勉強をしているのです。 結局、読者も一緒に勉強しながら、一緒にその正体はなんだろうと考えてしまうところが、楽しい本です。 楽しみながら気がつけば勉強もしてる(?)という心憎い作品です。 このシリーズは、一作毎に画家が違うので、シリーズでありながら、独立した感じの本になっています。
投稿日:2007/01/24
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