まず、絵本自体がレトロな雰囲気があり、懐かしさを感じます。
また、鴨親子の引越しを人間が一生懸命見守るという内容、三井物産の前の池のカルガモたちを思い出します。
騒がれた当時、三井物産には(カルガモ担当)というOLがいたと聞きますが、今もその担当職は存在しているのでしょうか?
そして、私事になりますが、一度だけボストンにいったことがあります。
そのときにこの絵本を知っていたら、道のりを辿れたのに、と残念です。
マラードさんご夫婦の家探し、旦那さんはここでいいんじゃない?と何度も言うけど、「ここは危ない」だのなんだのと細かく見極めて納得しない奥さん。
やっと決まって、ほっとする旦那さん。
なんだか、人間の夫婦像を見ているみたいで楽しいです。
でも、最終的に、素敵な家に落ち着けて、良かったですね。
心がほのぼのするお話です。