娘が2歳の頃に両国国技館に観に行ったほど、私も娘もお相撲が
大好きです。
だから図書館でこの絵本をみつけた時、これはぜひとも読んであ
げねば!と思いました。しかも描いているのは最近とても気に入
っている西村さんではないですか!西村さんはこういった文化や
風土みたいなのを描くのが本当にうまいなあと思います。
地方巡業のお話だったのですね。だから国技館で行われたものと
は若干違ったのですが、基本的なこと・・どひょうづくりとかま
わしのしめかたとかとても勉強になりました(土俵を作ったり、
まわしをしめたり、たぶんこの先しないとは思いますが。笑)。
おすもうさんはみんな「せきとり」と呼ぶのかと思っていたので
すが強いおすもうさんのことだけそう呼ぶというのも初めて知り
ました(観に行っているくせにね)。
朝潮かな?北の湖かな?と思えるおすもうさんもいて、楽しかっ
たです。リアルタイムで読んでいたらもっと楽しかったかな?
まちのグラウンドの風景が屋久島の空港の風景に似ているなあと
思ったのですが、「このしまでうまれた、わかしまづ」のくだり
があったので、屋久島でなく種子島の風景だったのですね。近い
から似ているのだなあ。いい線いってた自分がちょっとうれしか
ったです(笑)。
おすもうさんの力強さや、観客の熱気が伝わってくるようでいい
なあと思いました。