うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)
お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
並び替え
25件見つかりました
白と黒だけの絵が賢治の世界に引き込みます。題名は聞いたことがあったのですが、読んだのは初めてでした。キックトントンキックキックトントンという音がとっても気になります。聞いたことがない音なのに、どこかで聞いたことがあるような気もしてくる。その雰囲気や情景、様々な表情みたいなものを、賢治は音で表現しているのかもしれませんね。歌のようなフレーズでもあり、何かを唱えているような言葉にもきこえる。そうしていくうちに、不思議な世界にひきこまれ、もう私達は現実かどうかわからなくなっていくんです。子どもが自身の不思議な世界に浸って遊んでいる時に現実と偽物という境目はありません。どちらも真実なのでしょう。大人になって忘れてしまったそんな世界を体験させてくれるのが賢治の世界だなと今回しみじみ感じました。
投稿日:2014/06/27
子供のころに読んでから、宮沢賢治さんの作品の中でも好きなお話の一つでした。 文章からだけでなく絵からも、真冬の空気が伝わってくるようですね。 とても綺麗な絵です。 「キックキック トントン」のリズムも、心地よく響きます。 子供にしかできない、貴重な体験なのでしょう。 少しうらやましくなりますね。
少し早かったのですが、3歳3ヶ月の息子に図書館で借りてよみました。 にほんごであそぼ、で「キックキックトントン キックキックトントン」という 歌が好きだったので。 四郎とかん子が、キツネと交流をもち、キツネの幻燈会に行く話。 宮沢賢治さんの、凍った雪などの表現がとても綺麗です。 きーんとした氷の感じを金属に例えたり、 色を多用したり。 そして、モノトーンのシンプルな絵もストーリーに合っています。 いろいろな想像の幅を広げてくれるような絵。 文字が抑えた水色なのも、イメージに合っています。 まだ、集中してお話を全部聞くには、少し早かったよう。 だけれど、びっくりしたことには 幼稚園の帰り道、「堅雪かんこ、凍み雪しんこ♪」と歌っていました。 心に残るフレーズのようです。 これからも、まだ息子には意味が分からなくても、 いい文章には一緒に触れていきたいと思いました。
黒一色で描くことで、こんなにも雪の白さ、月明かりの美しさが際立つとは驚きでした! 実は最初、美しい言葉が続くことに、私の想像力がついていけず、一旦読むのをやめました。数日たって、もう一度読み始めたところ、今度はすーっと物語の世界に入ることができました。 頭でいろいろと考えるよりも、ピュアな心で読んだほうが、この作品の世界に浸ることができますね。 それにしも、この作品に登場するキツネと子ども達のかわいいこと、かわいいこと。癒されました♪ 爽やかな気持ちになれる、とってもピュアな作品です。
投稿日:2014/06/19
小学生の頃、国語の授業で初めて触れたお話で、 「にほんごであそぼ」でも『キックキックトントン♪』の下りが扱われていて、 娘たちもすぐ口ずさみ、とても懐かしく思っていました。 何といっても、言葉のリズムの素晴らしいこと! 実家は冬かなり【しばれる】地域で、 小さな頃は少〜し雪わたりが出来るほどでした。 娘たちにも体験させてあげたくなりました^^
投稿日:2014/06/17
小学校の5年生に読み聞かせしました。 賢治の同名の絵本は沢山出版されています。文章はまったく同じ”雪わたり”ですが、描かれた絵によって印象がずいぶん違います。子どもたちにもそれを感じてもらいたくて、作絵の異なる5冊を持参。同じ情景のページを開いて見比べてもらいました。小狐の紺三郎が四郎とかん子の前に現れたシーン、 幻燈会が終わって帰る四郎とかん子を迎えにきた兄さんたちのシーン・・・・方緒良さんの絵はどのページからも爽やかな風が吹いてくるような! 「絵が違うとお話も違うように思いました。」と感想をもらいました。
宮澤賢治らしい自然の美しい表現が魅力的でした。 ちょっとくどいかなというくらいのくりかえしのやりとりや歌なんかも、賢治作品のいいところでもあるし、長いお話ですが小さい子にもなんとなくわかって楽しめると思います。 高学年対象に読み聞かせするのにとても苦労させられました。聞き慣れない文章の言い回し、昔風の言葉使い、歌の部分のリズムのつけ方、などなど、たくさん練習しました。この絵本の文章の句読点のつけかたはところどころ「?」で、文章の区切り方も考えました。 二人の子どもがキツネに幻燈会に誘われるお話なのですが、その幻燈会は12歳以上入場禁止という設定です。11歳12歳あたりの子どもはその部分に反応して興味をそそられるみたいで「オレまだ11歳、セーフ」「ああ、オレは12歳だからだめだー」みたいな感じで、盛り上がりました。 キツネは人をだましたりはしない、酔っ払ったり臆病だったりした人が、兎のふんを団子と間違えて食べてしまったりするという意外な内容にも子どもはひきこまれていくと思います。 お話は前から知っていて、頭の中では真っ白い銀世界を想像していました。この絵本の絵は黒ベースだったので、ちょっとびっくり。でも考えてみたら夜の幻燈会なので、周りが黒なのも頷けます。
投稿日:2013/01/19
雪わたりのお話は 違う本でも読みましたが、この絵本は モノトーンの雪の情景が とてもきれいで ピッタリと合っていると思いました! 宮沢賢治のお話のリズミカルさも読んでいて、歌いながら 「堅雪かんこ凍み雪かんこ・・・」と楽しくなるのです。 言葉が こんなにも美しく、リズミカルなのはさすがだな〜とおもいます キック、キック、トントン。 キック、キック、キック、キックトントントン。 なんて良いリズムの響きでしょう 子供にも楽しさが伝わるリズムですね! キツネは 人を騙すと言われていますが このお話は キツネたちが 反省を込めたり教訓を 幻灯にして 学んでいるのがかわいいです まじめなキツネたちですね。 キツネの紺三郎の燕尾服なんて かわいくて思わず ほほえみたくなります。 四郎とかん子は、子供代表で招待されたのでしょうね 純粋な心の子供 大人の違いが 感じられました それにしても モノトーンの絵が 効果的で このお話を引き立てているのに感動しました! 少しながいお話ですが リズムがあって楽しいので 高学年の子供なら宮沢賢治のおはなしの良さが伝わると思いました!
投稿日:2010/12/01
モノトーンなのに、こんなにも美しく幻想的な 世界を描くことってできるのですね。 寒くて雪も凍る夜。月の美しい夜。 狐たちとの夢のような交流。 宮沢賢治の美しい言葉が、際だつように思います。 私も狐の幻燈会に行きたいけれど12歳より上なので 行くことができません。残念だな。
投稿日:2010/11/11
東北の厳しい冬の寒さが伝わってきます。そしてその中でリズミカルな文章で展開される幻想的な出来事。白黒の絵がさらに効果的にその雰囲気を伝えてくれます。 招待状をもらうところなどが、『どんぐりと山猫』とちょっと似ていると思いましたが、こちらはむしろ寒さを強く感じる絵本でした。読みながら吐く息が白くなりそうです。 小学生くらいになったら息子と一緒に楽しめるかなと思いました。
投稿日:2010/11/04
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / 宮沢賢治の絵本 注文の多い料理店 / 宮沢賢治の絵本 ツェねずみ
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索