ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
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9件見つかりました
『ロバのシルベスターとまほうのこいし』や『馬車でおつかいに』につながる、スタイグらしい絵本だと思います。 ブタのジークが、ゴミ集めの車から落とされたハーモニカをきれいにして曲を弾いてみたらそれは魔法のハーモニカでした。 ゴミを磨いても汚いものは汚いと思うのですが、魔法のハーモニカを演奏すると周りが眠くなってしまいます。 家族が眠ってしまったことに腹をたてたジークは家を飛び出してしまいますが、実は家族が眠ってしまったのはハーモニカのせいだったとわかり、自分の家を懐古し帰ろうと願います。 冒険の中でハーモニカに助けられながら、家に戻ったジーク。 展開がスタイグ的? スタイグの絵はほのぼのとした画調で多く外れることはないように思います。
投稿日:2010/09/29
ウィリアム・スタイグの自伝的絵本『みんなぼうしをかぶってた』を読んだら、なんだかスタイグの作品を全部読みたくなってしまって、今まで知らなかった絵本を探して読んでいます。 こちらはハーモニカを拾った、ぶたのジークのお話。ジークが拾ったのは、みんなを眠らせてしまう不思議なハーモニカっだったのです。 スタイグらしい奇想天外な発想と、ユーモラスなイラストで、とても楽しめました。
投稿日:2022/06/17
『ロバのシルベスターとまほうのこいし』を読んだ時と 同じように、この絵本も読んでいてはらはらどきどきしました。 ジークが道でひろった魔法のハーモニカは、その音を聴くと みんな眠りに落ちてしまいます。 でも、ジーク以外のものが吹いても眠りに落ちないのね。 ということは、やっぱりジーク自身にも素敵な才能があったと いうことなのだろうなあ。 最後には家族の元に戻ることもできて、ふつうのハーモニカで コンサートもひらくことができるようになってよかったね。
投稿日:2012/08/21
魔法のハーモニカとはしらず、ハーモニカを吹くと家族が眠ってしまう事に不満を持って、家出をしてしまうジーク。 子どもが親の気持ちを汲み取りきれず、親のことがうっとうしくなる時期があります。 スタイグの作品では、子どもが姿をかくしてしまい、親がどんなに嘆いているか、子どもを心配して愛しているを感じさせるものがあります。 このおはなしも、ジークの冒険話がメインでしょうが、いなくなったジークを心配していた両親の様子が目に浮かびます。 小学生高学年の子どもたちに楽しく読んでもらえると思います。 そして、反抗期に入り始めた子どもたちに、ちょっと親の気持ちがわかってもらえたらいいかな。 自分のことを分かってくれないと不満を持っていたジークですが、家族に原因があったのではないと気が付くところが、子どもたちに自分を重ねてもらいたいと思います。
投稿日:2010/12/13
魔法のハーモニカを見つけたジーク。魔法のハーモニカであることを家族の誰も信じてくれません。信じてくれないので、家出してしまうのが、すごい展開だと思いました。 「くぎになったソロモン」も読んだのですが、このお話と同様に、悪者が出てくるのに、ハラハラドキドキしました。 絵本ですが、ストーリーに起伏があり、息子はかなり喜んで読んでいました。
投稿日:2008/12/20
ある日偶然ひろったハーモニカ。 ピカピカに磨いて毎日練習してふけるようになって。 まず物を大事にすることが、とてもいいことだなあと 思いました。 家出してトラブルにまきこまれ ハラハラ、ドキドキ。 なんとかおうちにたどり着いた時には 息子と二人ほっと一安心して。 家族で一緒にいる方がいいよねって。 ハーモニカを子守唄に使うのはいいことだねって 嬉しくなりました。 うちの子がぐずぐずの時に使いたいなあ・・・・
投稿日:2008/09/15
小学4年生の読み聞かせに使いました。 何冊が読んだ中で、一番面白かったと好評でした。 ジークの気持ちが子供達の気持ちに近いのかな? 最初は、ジークのハーモニカを聴いて「さすが、私の息子!」と絶賛してくれた家族。 でも、そのうち、高いびきをかいて寝てしまった家族に対して、「いつも僕のことを愛しているって言っているくせに〜」とか「これが家族なのか〜」と嫌気がさして家出してしまう気持ちとか、共感できる部分があるのかもしれません。 それから、子供達の大好きな冒険話。 一人でいかだに乗って川を下っていくあたり、これからどうなるのかとわくわくします。 悪い野良犬3匹組につかまって、絶体絶命の大ピンチ。 これを切り抜けられたのは、なんとハーモニカのおかげ。 でも、このハーモニカは、ゴミ収集車が、偶然、ジークの前に落としていったものなのですから、不思議です。 最後は、無事に家に戻れて、子供達もほっとしている様子でした。 そして、その後の、ハーモニカとジーク。 感心している子も、多かったですよ。
投稿日:2007/10/04
私の周りの絵本好きな人の中に、スタイグのファンは多いのです。(ろばのシルベスターのぬいぐるみを持っている人も複数あり) 私は、それほどのスタイグ好きではないのですが、一読して「まあまあかな」なんて思っても、何故か印象に残っていたり、もう一度手に取ってしまったりするものが多いのです。 どうしてか考えてみましたら、スタイグの話って、ファンタジーなのに、なぜか日常に妙にマッチしているのです。 家族の雰囲気とか、主人公の行動とか、決して突飛ではなく、隣の家族のことを描いているみたいな気がするのです。 それにプラスして、この物語には、どことなくお間抜けな雰囲気が流れていて、とってもキュートです。 設定は独創的なのに、妙に泥臭い感じが、ファンの心を握って離さないのかもしれません。
投稿日:2007/03/25
コブタのジークが拾ったのは ゴミ収集車から落ちてきたハーモニカ。 でも…これは魔法のハーモニカだったのです☆ (どんな魔法かは 読んでのお楽しみにしておきますね♪) このハーモニカの魔法のせいで 家族の事を誤解して 家出をしてしまったジークですが 森は怖いことがいっぱいでした。 誤解も解けて 命からがら家にたどり着いたジークを待っていたのは… 最後はやっぱり 家族の大きな愛を感じる絵本でした。 (スタイグ氏の絵本で 私がいつも感じることです。) そして 面白かったのは… ジークは 拾ってきたハーモニカを きちんと消毒してから口に持っていったり フラフラになって帰ってきた時でも ドアマットできちんと足を拭いてから 倒れたりする場面でした。 普段の生活の中で 「こうであって欲しい…」と思う大人の気持ちを 代弁している様で可笑しかったです。 それにしても…こんな魔法のハーモニカがあったら 赤ちゃん時代の子育ても 楽々だったろうなぁ(笑)
投稿日:2007/02/07
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