表紙からアニメ感があるなぁと思い、最後まで見ても絵本というよりはアニメでした。読んでいると想像の中で主人公たちが動いていると錯覚するような感じでした。アニメ感覚で読めるので、なんとなーく自分の中で歌詞に音楽までつけて…笑笑 実際DVDを聞いたら違うんだろうなぁと思いつつ。。
読んでみて、内容は偏見・差別はいけないという事を伝えたいのかなぁと思いました。しかし、なぜ都会?はあんなにも傷物に対して厳しく取り締まることになったのかという原因が出てこなかったことが少し残念でした。単に人気者が傷物で、取り締まる側にも傷がついてしまったー傷があってもいいじゃないか!という内容がアッサリしすぎている感じがしました。
人気者がいなくなったら?または、傷物が今度は優位になった立場となって取り締まりを始めたら?…偏見・差別をなくすために根本的な所をどうしたらいいのか?という深さをあまり感じませんでした。