「ノンタンほわほわほわわ」 みんなの声

風船ガムをのみこんだノンタン。
お腹が膨れて風船になって、お空へ飛んでいってしまった！

これって、子供の発想ですよね。
風船とかなら分かるけど、風船ガムときましたか。
キヨノサチコさん、子供と同じ目線にたって、夢が見られる方なんですね〜。

ハチさんにお腹をさされて、風船お腹もしぼんで、
ああ、ノンタン墜落？！　と思いきや、
雲が列車にのって現れます。
本当に、夢いっぱいのおはなしです。
空を飛ぶこと、雲に乗ること、
子供の頃、心底あこがれましたよね。
そんな時の気持ちが、ふっと甦ってくるような絵本です。

この本はぜひ、より多くのお子さんに読んでいただきたいです。

先日、「本読んであげるよ〜！」と言ったら、次男が７冊くらいえっちらおっちらと持ってきました。その中にあったのが、この本です。
私としては、もう少し大きい子向けの本を期待していたのですが、読み始めると、既に内容も知っているのに大受けです。
普段あまり反応しない長男（２年生）まで覗き込んで、「ふくらんじゃった〜！」とか「ガム飲み込んだくらいで普通はこんなにならないよな〜」なんてワイワイ言っていました。
ガムを飲むところから雲の汽車まで、まさに最初から最後まで反応大でした。
ノンタンの本って何故か子どもの楽しい！という琴線に触れるものがあるようです。

ガムを認識しない子どもたち。
でも、ノンタンがぷ〜〜〜〜っとふくれていくのはすごく引きつけられるみたい（＊＾m＾＊）
「あ〜〜」と焦ったり驚いたりして、みんなで引っ張るまねをしたりしています。可愛いです。
名脇役のハチくんがノンタンを助けてくれます。
さらにはクモの汽車に乗せてもらったりして・・・うらやましいなぁ〜〜♪ふわふわで乗り心地良さそう！！

私が子供の頃ノンタンが大好きで、母が少しずつ買い与えてくれました。それを自分の子にも読んでやりたくて、大切に置いてありました。
1歳の娘は、本棚から自分で取り出して、読んでくれとせがんで来ます。御ひざにチョコンと座って。
何回読んでも、驚いたり、慌てたり、笑ったり。
喜んでいる顔がとても私を幸せにします。

風船ガムを飲み込んで、ふわふわ浮いちゃうなんて絵本ならではだなぁと思います。そして雲の汽車に乗れるなんて、もう、絵本万歳っていう感じです。この本を読んでから眠ったら、この夢を見るんじゃないかと思います。風船ガムを食べたことがないうちの子は、風船ガムに憧れを抱いています。

　ノンタンがお友達と風船ガム競争。なのに、あれれ、飲み込んじゃったノンタンが大変大変、お空に！
お友達と雲さんたちが協力してノンタンを助けてくれました。
　ほわほわほわわ！ということばの暖かさがキーワード。
何度でも、子供は喜ぶので、少しずつ読み方を変えてあげます。お空を飛んでみたい人間の本能に訴える作品ですね。

フーセンガムを飲み込んじゃったノンタン。どんどん体がふくらんでとうとうお空へ飛んで行っちゃった。みんなもノンタンにつかまって飛んでいったよ。すると、ハチが来てノンタンの体をプス！！わあ〜〜助けて〜〜・・・雲さんがみんなを助けてくれた。雲の上に乗せて助けてくれたよ。雲さんは汽車になりみんなをおろしてくれました。ノンタンがプク〜とふくらんじゃった時やハチに刺されちゃったときなど、子供達は「だいじょうぶかなあ」ととても心配していました。でも、最後に雲の汽車に乗ったにこにこ顔のノンタンを見てホッとした様子でした。

息子のあこがれの風船ガム。ノンタンが息子と同じ失敗！風船ガムを食べ過ぎちゃう。そこまでは等身大だが、その後はメルヘンの世界。
ふわふわとお空に飛んでいってしまう。
ただただ、ガムは飲み込んではいけないんだよ、という注意ではなく、楽しく、愉快に書いてあるので、親しみがあります。

ノンタンはフウセンガムをたくさん食べて飲み込んでしまいました。すると、ノンタンがふくらみはじめ浮いてしまいます。ノンタンたちが雲の汽車に乗るところなどとてもユニークでおもしろいです。娘はガムというものをまだわからなかったので、風船をふくらませとぃるのだと思っていました。この絵本を読んだ後、風船を膨らませてくれと持ってきました。とても楽しい内容でノンタンシリーズの中でも好きな1冊です

この絵本で、ノンタンはくまさん達と風船ガムをふくらませる練習をしています。
ガムの中でも、風船ガムって、子供の心をガシッと、つかみますよね。その上、やさししい雲さん達が出てきて、ノンタン達を乗せてくれちゃうんですよ〜。
子供じゃなくったって、乗れるものなら、雲に乗ってみたい。
こんな夢のような出来事が満載の絵本です。読み聞かせをしてあげて、子供達の目が輝かないわけがありません。