「あかんべノンタン」 みんなの声

ノンタンが皆にあかんベをしながら散歩に行きます。最後には大きな太陽さんにあかんべをされてびっくりして、逃げて家に帰るノンタンですが、真っ暗な家で窓やベットが巨大なあかんべに見えてしまうあわてぶりが子供に大うけでした。目が×になっていて可愛い。

いたずら好きのノンタンの本領発揮！
みんなにあかんべして驚かしてるノンタン。
最後には仕返しされますが、「やっぱりあかんべはおもしろい」

親からみると、「あかんべはだめよ〜！」とお説教のひとつもしたくなりますが、ここは絵本の中。
普段はダメよといってる分、せめてこの絵本を読むときくらいいっぱいあかんべぇして遊ぼうか。

ダメっていうことをやるのって、実はすっごく面白いんですよね。
ノンタンの気持ちは誰よりも子供がわかってるんだね。

のんたんシリーズにはまってる娘。のんたんのあっかんべえ！の表情に大笑い。一緒になってあっかんべえ！とやってます。
のんたんにあっかんべえといたずらされてみんなはいい迷惑。
調子にのってどんどんあっかんべえをくりかえすのんたんですが、とうとうおひさまに怒られちゃいました。あわてて家に逃げ帰ったのんたんですが、落ち着いたら「やっぱりやめられない、おもしろい！」だって。気持ちは分かりますけどね。でもあっかんべえを覚えて、連発してる娘を野放しにしてもいいものか（笑）

「あかんべはおもしろい！」とノンタン。
うちの子も、反抗期真っ只中で、よく「あっかんべ！」とやります。トホホ。
「あっかんべ」をされたお友達の気持ちは、ノンタンの友達のうさぎさんやくまさんたちが「ひどいよ！」というのと同じ。
「あっかんべ」をする側、される側の両方の気持ちが描かれているので、二つの気持ちを知ることができます。
本を読みながら、「あっかんべ」をされたら悲しいね、と語りかけながら読むと、気持ちを理解できるのではないかな、と思います。

とにかく面白いです。ノンタンが出会う人みんなにあかんべをして驚かしていきます。
他の絵本にはない、イタズラ心満開の展開に、最初息子はあっけに取られていました。でも何度か読むうちに、自分でもあかんべ〜をするようになり、そのヘンな顔に癒されます。
最後のページで、やっぱり面白くてやめられなーい！と、ノンタンがイタズラをこれからもやることを表明？！
しつけや優しさを教える本はたくさんありますが、たまにはこういうイタズラ心をくすぐる内容も良いと思います。親子で楽しめますよ。

あかんべでお友達を驚かせてみんなプンプン怒らせてしまったノンタン！でもそんなことぜーんぜん気にせず太陽にまであっかんべしてしまうノンタン（＞▽＜；； そのあと部屋に戻ると暗い部屋の中にはあっかんべしている（？）何かにノンタンはビックリ！！！
あっかんべばっかりしていると、人を怒らせたり逆にあっかんべされたり、あっかんべしてないものまであっかんべしてるように見えたりして自分にしっぺ返しがくるというオチがあるので、調子に乗ってあっかんべばかりしてる子には、ちょっと低いトーンで太陽のシーンなどを読むといいかも？

あっかんべ〜にハマってしまったノンタン。
お友だちにどんどんあかんべーをして歩くんだけど
思わぬ逆襲に遭います。
“たったか　たったか　たったかたー”というリズムの良さと
毎回言うノンタンの「あっかんべー」にもバリエーションがあって面白いです。
娘は｢え？“べんべろべんべろ”ってなに？｣とか｢べろりんこんって可笑しい！｣とかイチイチ聞いてくるんだけど
私も判らないよ〜言葉のあやってもんでしょー（＾_＾；）
あかんべーをいったん覚えちゃったらダメと言えば言うほど
子どもはやりますよね。
そういうところを上手くついた絵本ですね。

みんなに「あっかんべ」をしてびっくりさせて楽しんでいるノンタンをみて、自分の子供の頃もいたずらをして楽しかったのを思い出しました。
最後には、おひさまにやり返されて、やっとほかの人の気持ちを知るノンタン。子育てをしていると、「いたずらはだめ！！」って思ってしまいがちだけど、この本を見て楽しいいたずらから学ぶこともあるんだな〜と感じました。
案の定、この絵本を見てから「あっかんべ」をすっかり覚えてしまったわが息子。「あっかんべ」をされて、毎回驚かないと息子に怒られる羽目になっちゃいましたよ（笑）

ノンタンがみんなにあかんべをしてまわります。みんなに「やめてよ〜」と言われても楽しくてやめれない様子・・・。ページをめくるたびに「ベー」と舌を出すノンタンを見て、娘もまねして舌をペロッと出し入れしてはニコッ。かわいいしぐさをしてくれました。絵本の中のことを真似ることは今までなかったのですが、身近なしぐさだったのかな・・・ノンタンにつられてあかんべは今や娘のマイブームです。

子どもはあかんべえが大好き。やるのも好きだし、人が驚くのを見るのも大好きです。
ノンタンは多分あかんべえを覚えたばかりで使いたくて仕方がなかったんでしょうね。皆に「ひどいよ、ひどいよ」と言われても、悪気はゼロで、あかんべえの成功に大喜びしています。
我が家の子ども達は、あまりあかんべえをしないまま成長してしまいましたが、ノンタンがあかんべえをするのを見るのと大喜びしています。大きくなった今でも、たまにこの本を読むと　うひゃうひゃと喜びます。何かスカッとするものでもあるのでしょうか。

最後はおひさまにあかんべ返しをされるわ、お部屋のあかんべ（？）には驚かされるわと散々なノンタンですが、そんな仕打ちにあっても、やっぱりあかんべえの魅力には勝てないようですね。
子どものウズウズしているいたずら心をとても上手く描いた作品だと思います。