すえっこななちゃんシリーズの1番新しい絵本です。
大きな台風が近づいてきました。
かぜがもっと強くなって屋根が飛んじゃったら大変だということで、ななちゃんとおねえちゃんはだいじなものをリュックにいれてベッドの船に避難します。
ママにだいじなものは?と聞くと、それは、ななちゃん、おねえちゃん、おにいちゃん、パパの家族なのでした、というお話です。
私自身の1番だいじなものもやはり家族だと思います。
娘にどんなに彼女が私にとって大切な存在なのかを伝えたいと日々思っていますが、なかなかそれは難しいことと思います。
この絵本は、私の気持ちを代弁しているようで、この絵本を読むことで娘には私の気持ちが伝わるような気がします。
また、台風が近づいてくる時の、なにか普通ではない雰囲気がよく描かれていますし、ファンタジーもうまく盛り込まれていてなかなかおもしろい絵本だと思います。