「くろぞうとあおぞう」 みんなの声

いろいろ考えさせられる絵本です。
でも難しいものではなく、読後感はさわやかです。

狭い森に暮らすくろぞうと、あおぞう。
狭さが嫌になり、それぞれ北と南に移動しました。

そこには狭い森にはなかった満足感はあったけど
思い出すのは狭い森・・・

人も同じですよね。
いろいろ望むけど、失って初めて身近にあった幸せに気づく。

ステキな絵本でした。

絵の雰囲気もすごくいいです。

切り絵のように表現されているのが素敵だったのでこの絵本を選びました。離れてみると一層思いが敏感になる事を教えてくれる絵本でした。お互いを思いやる気持ちがこだまする様に文章が書かれているのが良かったです。主人公たちの思いが変化する過程もありありと描かれているのにうっとりしました。友達の素晴らしさを感じられる絵本でした。

絵が好きで、そこから入ったのですが、
意外と内容が深くてよかったです。
もっといいとこあるんじゃないか？
手狭になった２頭のぞうさん、別居です。
でも、離れて暮らして、お互いのことが気になって、気になって。。。
そんな中でそれぞれのぞうさんの気持ちの変化がとてもわかりやすく、読み終わった後にすっきり感があります。
ちょっとかわいいお話です。

ぞうさんが２頭で暮らすには　ちよっぴり狭い森。
飲み水も　食べる葉っぱも　寝る場所も…
み〜んなちょっと足りない感じ。
もっと快適な住みかを求め　
2頭は別々の場所へ旅立ちますが…

一緒に居るときには気がつかなかった
お互いの存在の温かさ・大切さを知ったようですね。
そして…狭いながらも楽しい我が家って事も（笑）

身近にある幸せを見つめ直してみたくなりました。